乗鞍岳とは
乗鞍岳は長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる日本百名山だ。
最高峰は剣ヶ峰で標高3,026m。
実は日本で3,000m以上の山に登るのは、今回が初めてだ。
今までの最高峰は木曽駒ヶ岳で、ここはわずかに3,000mを切っていた。
海外では4,000mクラスにも行ったことがあるのだが、日本では初めてのチャレンジとなる。
ワクワクする気持ちを抑えながら、車を走らせた。
乗鞍情報 | 飛騨乗鞍観光協会
乗鞍畳平は標高2,702mで麓のほおのき平駐車場は標高1,234mですので標高差は約1,500mあります。これを一気にバスで登りますので高山病にかかる人も少なくありません。畳平に着いたらゆっくり呼吸をして急に走ったりしないようにしましょう。
また、気軽に登れる山として有名ですが山頂の剣ヶ峰は3,026mです。山の天候は変わりやすく、急に霧がかかり視界が悪くなるようなこともありますので十分ご注意ください。歩きやすい靴、防寒着、帽子、雨具をご持参ください。
安曇野から宿泊先へ移動
この日は午前中に善光寺を参拝し、安曇野で散策してから宿に入った。
宿泊したのは、「温泉の宿やまみ」だ。
17:00チェックインし、さっそく温泉に入る。
ここの温泉は家族風呂だ。
きれいな檜風呂で、実に気持ちいい。
家族風呂ながら、非常に広い。
泉質は硫黄泉で、もちろん最高だった。
夕食も豪華だ。
部屋もきれいで、熟睡できた。
翌朝、朝食をとる。
いざ乗鞍岳へ
車で、バスセンターに移動。
既に多くの車が駐車していた。
バスセンターには、関連施設も多くあった。
ここでバスチケットを購入し、バスで畳平に向かう。
自家用車は乗り入れ禁止のためだ。
車窓からは、素晴らしい青空が見える。
今日は期待できそうだ。
バスはきれいで、車内にはコンセントもあり、充実している。
素晴らしい景色だ。
途中の雪渓ではスキーをしている人もいた。
8:53畳平に到着。
ここは標高2,702mもある。
公共交通機関の車両で到達できる場所としては、日本一高い場所らしい。
登山開始
まずは駐車場の先に見える稜線を登っていく。
登山口にあるのは鶴ヶ池だ。
まずは富士見岳に登頂。
2,818mだ。
池や測候所が見える。
10:00山小屋に到着。
ここからいよいよ剣が峰を目指す。
多くの登山客に混じって山頂へ
登山道は、けっこうガレている。
注意しながら登る。
池が見えてきた。
蚕玉岳(こだまだけ)に到着。
そして、いよいよ剣が峰が見えてきた。
それにしても、登山客が多い。
11:08山頂に到着。
さすがに3,000m峰らしく、視界が開けている。
御嶽山もすぐそこに見える。
下山開始
登山客が多かったが、しばらく山頂でゆっくりした。
まあ山頂は広いので、少しくらいならいいだろう。
下山は、同じ道を戻る。
畳平の駐車場が見えてきた。
バスで、バスセンターまで戻った。
この後は、飛騨高山に移動だ。
感想
初めての3,000m峰ということでかなり緊張していたが、バスで上がれることもあって楽に山頂までたどり着くことができた。
お天気もよく、眺めも楽しめた。
初心者でも3,000mの山を体験できる、非常に貴重な山だった。
最高点の標高: 3042 m
最低点の標高: 2704 m
累積標高(上り): 471 m
累積標高(下り): -462 m
総所要時間: 04:40:25