三嶋五社神社とは
三嶋五社神社(みしまごしゃじんじゃ)は、高知県高岡郡梼原町田野々(こうちけんたかおかぐんゆすはらちょうたのの)にある神社だ。
旧庄屋諸差出控によれば、天文17年(1548)中越三河守吉長勧請とあり、伊予(愛媛県)三嶋において、敵兵に出会った時三嶋大明神に祈願し、ようやく勝利を得たので当地に勧請したものとある。古来、横貝、上本村、下本村、田野々集落の産土神であり、大正2年(1913)諸所より六社が合祀されている。本殿は大正8年(1919)改築、拝殿の彫刻物は門井宗吉作である。境内の直会殿には、県指定文化財「津野山舞台」がある。
三嶋五社神社 – 奥四万十時間 から引用
津野山舞台(つのやまぶたい)がある。
梼原町及び東津野村(現:津野町)は、藩政期には津野山郷と称して1つの行政区域をなしていた。
ここには数多くの歌舞伎舞台があって、旧東津野村では号泉寺、金光寺、願生寺、梼原町では、吉祥寺、長生庵、
善福寺などにあった。 これらの舞台のうち、指定当時現存していた4舞台を津野山舞台と総称する。
四万川円明寺の回り舞台は間口4間、奥行4間、上成の上成寺のものは4.6間×3.5間で寺の境内に別棟としてあ
り、寺院に付属回り舞台として全国的に注目されている。ただし、上成寺のものは昭和20年に台風で倒壊し、回転
機構を失ったまま再建されている。
越知面三嶋五社神社のものは境内の直会殿にあるが、善福寺のもを移したという。
竹ノ敷三嶋神社に合祭された旧白王神社境内地に宮野々回り舞台がある。
津野山神楽(つのやまかぐら)が奉納される。
国指定の無形民俗文化財。
町内4ヶ所の神社(2ヶ所の三嶋神社、三嶋五社神社、河内白王神社)で「宮入り」「山探しの舞」等の演目をそれぞれ5時間程奉納する。
三嶋神社
この日はサラダでランチを済ませた。
食後、車で梼原町(ゆすはらちょう)にやってきた。
三嶋神社に到着。
鳥居をくぐり、屋根付きの橋を渡る。
御幸橋(みゆきばし)という。
この橋は、平成14年度の手づくり郷土賞を受賞している。
龍馬脱藩の道を通り、境内へ。
樹齢400年のハリモミがご神木だ。
1592年に豊臣秀吉の命で朝鮮出兵した津野親忠(つのちかただ)が、朝鮮から持ち帰ったと伝えられている。
手水舎。
参拝する。
本殿は完全に囲われている。
ガラスのはめ込みなので、少し見ることができた。
摂社にも参拝。
由緒書き。
三嶋五社神社
参拝を終え、車でやってきた。
拝殿。
手水舎と由緒書き。
鳥居と狛犬。
本殿。
天狗高原
当初は三嶋五社神社から梼原町内を歩く予定だったのだが、この日はとても蒸し暑くとても歩けるような感じではなかった。
そこで車で、天狗高原(てんぐこうげん)に向かった。
土曜日と言うこともあり、結構車が多い。
姫鶴平(ひめつるだいら)に到着。
姫鶴荘は休業中。
姫鶴平に車を停めて、五段城(ごだんじょう)まで歩くことにした。
風力発電の下を通過。
坂道を上がっていく。
石灰岩が露出した、カルスト地形の高原だ。
周辺は牧場になっており、牛が飼われている。
五段城に到着。
ここでコーヒー休憩。
来た道を戻る。
愛媛県に入った。
牛を見ながら、ウォーキング。
キャンプ場まで戻ってきた。
梼原町とは違い、爽やかな気候だった。
最高点の標高: 1405 m
最低点の標高: 1275 m
累積標高(上り): 172 m
累積標高(下り): -174 m
総所要時間: 01:14:26
車に戻り、帰宅した。
感想
三嶋五社神社に参拝するのは2度目だ。
以前は周辺をウォーキングしたので今回もそのつもりだったのだが、あまりの暑さにギブアップ。
結局は天狗高原のハイキングとなった。
三嶋神社も三嶋五社神社もとてもきれいに整備されていて、必見。
一度は津野山神楽も見てみたいものだ。