白峯寺とは
綾松山洞林院白峯寺(りょうしょうざんどうりんいんしろみねじ)は、香川県坂出市青海町(かがわけんさかいでしおうみちょう)にある真言宗御室派の寺だ。
四国八十八ヶ所霊場第81番札所で、本尊は千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)
当山は弘法・智証両大師の開基である。
弘法大師は、弘仁六年(815)当山に登られ、峯に如意宝珠を埋め閼伽井を掘られた。
かの宝珠の地滝壺となり、三方に流れて増減なしと云う。
次いで貞観二年十月の頃瀬戸の海上に流木出現し、光明に耀き異香四周に薫じたので、
国司の耳に入りこれを当時入唐留学より歸朝して金倉寺に止住せられていた善知識円珍和尚に尋ねられた。
和尚かの瑞光に導かれて当山に登り、山中を巡検して居ると白髪の老翁現はれて曰く「吾は此の山の地主神、和尚は正法弘通の聖者なり。
この山は七佛法輪を転じ、慈尊入定の霊地なり。相共に佛堂を建て、佛法を興隆せん。
かの流木は補陀洛山のさんざしなり。」との御神託あり。乃ち流木を山中に引き入れて千手観音の尊像を彫み、
当寺の本尊として佛堂を創建せられた。
縁起|白峯寺::四国霊場第81番札所:: から引用
駐車場
この日は、根香寺に参拝した。
そこから車で、白峯寺に向かう。
五色台の山道を進む。
五色台(ごしきだい)は、香川県の高松市と坂出市にまたがる瀬戸内海に張り出した山塊の総称で[注 1]、ほぼ県の中央に位置する。複数の頂に広い平坦面が連なるメサ(卓状台地)とされている[1][2][3]。
五色台 – Wikipedia から引用
看板に従って、横道に入る。
駐車場に到着。
最高点の標高: 479 m
最低点の標高: 270 m
累積標高(上り): 167 m
累積標高(下り): -247 m
総所要時間: 00:17:54
駐車場はとても広い。
境内
山門を入ると、まっすぐ参道が延びる。
由緒書き。
白峯寺には全ての干支のお堂があり、奉納受付がある。
境内には四国で唯一の天皇の墓所である白峯陵が隣接し、すべての干支の守り本尊が各お堂に祀られ、日本八天狗の一狗である白峯大権現(相模坊)が祀られています。
本堂と大師堂は、石段の上だ。
参拝
石段の両脇に、干支のお堂が並ぶ。
ようやく(苦笑)本堂に到着。
参拝する。
大師堂。
さらに石段の上に鳥居が建っていたが、雨がひどかったこともあり今回はパス。
干支
石段を降りながら、干支のお堂に参拝していく。
阿弥陀堂。
ここは戌と午を祀る。
行者堂。
ここは丑を祀る。
大日如来。
文殊菩薩。
参拝する。
ここは崇徳天皇の廟所でもある。
頓証寺殿の拝殿と奥殿3棟【重要文化財】:延宝8年(1680年)建立。崇徳天皇の廟所である頓証寺殿の奥殿には、三つの社があり、中央に崇徳天皇が祀られ、向って左に鎮守白峯大権現相模坊、同右に念持仏十一面観世音菩薩が祀られている。拝殿に文殊菩薩を安置する。2014年9月21日と28日に50年ぶりの開帳があり、崇徳天皇の画像を拝することができた。
白峯寺 – Wikipedia から引用
御陵遙拝所に向かう。
四国で唯一の御陵である白峯陵。
崇徳天皇白峯陵遥拝所:拝殿の向かって左奥にあり。上皇「濱千鳥あとは都にかよへども身は松山に音をのみぞなく」の歌碑が正面の柵の中にあり、左脇に頓証寺型石燈籠[10]がある。
白峯寺 – Wikipedia から引用
もっとも横倉山には、安徳天皇陵が鎮座するのだが。
護摩堂。
参拝を終え、先に進んだ。
感想
見どころ満載のお寺だ。
規模も大きく、干支のお堂巡りも楽しい。
四国で唯一の(俺的には唯一ではないが)天皇陵も鎮座する。
ぜひ参拝したい。
最高点の標高: 289 m
最低点の標高: 268 m
累積標高(上り): 35 m
累積標高(下り): -29 m
総所要時間: 00:23:43