国分寺(香川県高松市) ⇒ 秘仏の千手観音が祀られる静かな寺(第80番札所)

国分寺

国分寺とは

白牛山千手院国分寺(はくぎゅうざんせんじゅいんこくぶんじ)は、香川県高松市国分寺町国分(かがわけんたかまつしこくぶんじちょうこくぶ)にある真言宗御室派の寺だ。 四国八十八ヶ所霊場第80番札所で、本尊は千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)
讃岐國分寺とは | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺讃岐國分寺は聖武天皇の勅願により、国家の平和と国民の幸福を願って、全国に建立された国分寺のひとつです。律令体制の崩壊に伴い衰退しますが、鎌倉時代に復興され、中世以降は四国八十八ヶ所霊場の札所として、絶やすこと無く法灯を今日まで伝え続けています。現在は京都・御室仁和寺を本山とする古義真言宗御室派に属します。
讃岐國分寺とは | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺 から引用
国分寺(香川県高松市) ⇒ 秘仏の千手観音が祀られる静かな寺(第80番札所)

駐車場

この日は、白峯寺に参拝した。
綾松山洞林院白峯寺は、香川県坂出市青海町にある真言宗御室派の寺だ。四国八十八ヶ所霊場第81番札所で、本尊は千手観世音菩薩。見どころ満載のお寺だ。規模も大きく、干支のお堂巡りも楽しい。四国で唯一の天皇陵も鎮座する。ぜひ参拝したい。
そこから車で、国分寺に向かう。 雨が強くなってきた。 国分寺に到着だ。
合計距離: 12148 m
最高点の標高: 286 m
最低点の標高: 3 m
累積標高(上り): 81 m
累積標高(下り): -324 m
総所要時間: 00:21:51
Download file: 20200911_坂出市.gpx 駐車場に車を停める。

境内

傘を差して、境内に入る。 仁王門。
仁王門 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺現在、メインとなる山門であり、創建当時の中門があったと推定される位置に建てられています。建立時期は本堂と同じく鎌倉時代と考えられ、門を守る仁王像は二体は寺伝では運慶の子、湛慶の作と伝えられています。
仁王門 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺 から引用
参道の両脇に松が植えられている。 ミニ八十八箇所が並んでいる。
ミニ八十八ヶ所巡り | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺もともとは近隣の里山にあったものを、昭和初期、国分寺の境内に移設したものです。一巡すれば、四国八十八ヶ所をすべて回ったことに準ずる功徳が得られます。
ミニ八十八ヶ所巡り | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺 から引用
梵鐘は奈良時代の鋳造で国の重要文化財。
梵鐘 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺国の重要文化財です。無記銘ながら、その古い形式的特徴から、奈良時代の鋳造と考えられており、当山で最も古い文化財です。 この鐘には次のような伝説と実説があります。 《伝説》昔、安原郡百々渕(どどがふち:現在の塩江町)に大蛇が住み、近隣の住民を悩ませていた所、弓矢の名人別次八郎が、当山、千手観音に「一矢当たれば千矢の霊験あれ」と祈願し、大蛇を見事退治した所、大蛇がこの鐘を冠っていたということです。竜神の夢告により、この鐘は当山に奉納されることとなったと伝わります。 《実説》江戸時代・慶長十四年二月二日、高松藩主生駒一正公が参詣の折に、この鐘の音の美しさをいたく気に入り、「朝夕の時の鐘に」と城に持ち帰った所、鐘は少しもならず、城内外に怪異が広まり、疫病が流行、一正公も病床に伏すこととなりました。 毎夜、鐘が一正公の夢枕に立ち「国分寺へいぬ いぬ(帰るの古語)」と泣いたということです。 これは鐘の祟りに相違ないと恐れられ、同年三月十四日に返されました。 この時に作られた歌が「鐘がものいうた 国分の鐘が もとの国分へ いぬ(帰るの古語)というた」というものです。 寺にはこれが事実であったことを示す当時の証文が現在も残されています。
梵鐘 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺 から引用
国分寺はさぬき七福神のうち、弁財天が祀られている。
弁財天像 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺県内の代表的な寺社によって構成される讃岐七福神のうち、当山は弁財天をおまつりしています。弁財天は水の神様であることから、池の中にお祀りしており、美と金運、芸事の上達にもご利益があるとされます。
弁財天像 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺 から引用
橋を渡る。

参拝

本堂は鎌倉時代中期の建立。
本堂 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺国の重要文化財。鎌倉時代中期の再建と考えられ、創建時に講堂があった場所に、講堂跡の礎石をそのまま利用して建てられています。九間四面(廻縁を入れれば十一間四面)の規模を有し、本瓦葺単層屋根入母屋造りで、組物は和様出組、軒は二重繁垂木(本垂木)で、堂内は、内陣と外陣に分かれ、内陣は鏡天井、外陣は格天井となっています。
本堂 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺 から引用
本尊は千手観音だ。
本尊 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺国の重要文化財。いわゆる丈六の立像であり、腕を除く本体部分をケヤキの一木から彫り出しています。実測5.7mの巨像であり、木製の仏像としては四国随一の大きさを誇ります(この画像は御前立仏です)。 時代は平安時代と考えられ、容貌はすこぶる温顔優美にして、寺伝では行基菩薩の御作、弘法大師により修理されたと伝えられます。 本堂内陣の須弥壇上で、初代高松藩主松平頼重公の寄進による大厨子内に秘仏として安置され、御開帳は六十年に一度です(次回は2040年)。
本尊 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺 から引用
秘仏とされ、次回のご開帳は2040年だそうだ。
白牛山 千手院 国分寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会鎌倉時代、旧講堂跡に再興された国の重要文化財。本尊はケヤキの一本造りの秘仏。(ご開帳は60年に1度、次回は2040年を予定)
白牛山 千手院 国分寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会 から引用
本堂から振り返ると、こんな感じ。 お願い弁財天。 さぬき七福神の弁財天が祀られているのだが、両脇にはその他の6体も鎮座する。 良縁社(りょうえんしゃ)で夫婦円満のお願いをする。
良縁社 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺良縁成就:夫婦円満にご利益がある、愛染明王を本地仏とする神様をお祀りしています。
良縁社 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺 から引用
願かけ不動明王。 大師像。 大師堂は納経所を兼ねていた。 猫も参拝していた(笑) 千体地蔵堂。
千体地蔵堂 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺追善供養のために奉納されたお地蔵様を安置しています。
千体地蔵堂 | 讃岐國分寺 | 讃岐国分寺 から引用
参拝を終え高速道路に乗る頃には、お天気も回復してきた。
合計距離: 127168 m
最高点の標高: 434 m
最低点の標高: 14 m
累積標高(上り): 1016 m
累積標高(下り): -1019 m
総所要時間: 01:47:59
Download file: 20200911_高松市4.gpx

感想

気持ちのいい寺だった。 国の重要文化財に指定されている歴史ある本堂や多くの仏像など、見どころも満載。 それでいて静謐な空間を保った、美しい寺だ。 雨がひどく参拝は大変だったが、お天気になればゆっくり参拝できそうだ。
合計距離: 599 m
最高点の標高: 40 m
最低点の標高: 29 m
累積標高(上り): 24 m
累積標高(下り): -18 m
総所要時間: 00:16:44
Download file: 20200911_国分寺.gpx