霊山寺とは
竺和山一乗院霊山寺(じくわざんいちじょういんりょうぜんじ)は、徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻(とくしまけんなるとしおおあさちょうばんどうつかはな)にある高野山真言宗の寺だ。
四国八十八ヶ所霊場第1番札所で、本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)
縁起によると、聖武天皇(在位724〜49)の勅願により行基菩薩が開創された。弘仁6年(815)、弘法大師が四国の東北から右廻りに巡教された際、この地で衆生の88の煩悩を浄化し、また衆生と自らの厄難を攘はらって、心身の救済ができる霊場を開こうと37日間の修法をされた。その時、仏法を説く一老師をたくさんの僧侶が取り囲み、熱心に耳を傾けている霊感を得た。大師は、その光景が天竺(インド)の霊鷲山で釈迦が説法をしていた情景と似ていると感じとり、インドの霊山を和国(日本)に移す意味で「竺和山・霊山寺」と名づけられた。
このときの念持仏が釈迦誕生仏像であり、本尊の前に納められたことから四国八十八ヶ所の第一番札所とさだめ、霊場の開設・成就を祈願されたと伝えられる。誕生仏は白鳳時代の作で、身の丈約14センチ余の小さな銅造である。

駐車場
2021年4月14日、この日は綱敷天満宮に参拝した。

そこから車で、明石大橋を渡る。
板野ICで高速道路を下りる。
霊山寺には何度か参拝しているが、このルートで来たのは初めてだ。
無料gpxファイルのダウンロードはこちら /wp-content/uploads/gpx/20210414_神戸市須磨区須磨海浜公園.gpx京阪神方面から来る信者の感激が、少し分かった気がする。
駐車場はとても広い。
境内
霊山寺は遍路の1番札所なので、遍路の作法を説明している。
山門。
仁王像。
以前はここに遍路スタイルを説明するマネキンが立てられていたが、なくなっていた。
多宝塔(応永年間(1394〜1428)の建造で、五智如来像が祀られている。)
三鈷杵(さんこしょ)に似た形なので、三鈷松と名付けられている。
参拝
本堂。
山門にあった遍路スタイルのマネキンが、本堂の横に移動していた。
不動明王。
十二支の仏像。
大師堂。
参拝を終え、先に進んだ。
