恐山菩提寺とは
恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)は、青森県むつ市の曹洞宗の寺だ。
比叡山延暦寺、高野山金剛峯寺と並び、日本三大霊場の一つとして知られる。
恐山は死者の集まる山とされ、イタコの口寄せでも有名だ。
本尊は延命地蔵菩提。
開祖の慈覚大師円仁が彫刻したと伝わる。
開山は貞観4年(862年)と古い。
三途の川
この日は酸ヶ湯温泉に宿泊していて、車で恐山を目指した。
当初は八甲田山の登山の予定だったが、折からの雨のため断念。
急遽、恐山観光に切り替えた。
下北半島を北上し、恐山に到着。
まずは太鼓橋が出迎えてくれた。
ここに流れる川は三途の川(さんずのかわ)で、ここから先は死者の世界とされる。
悪人には、この橋が針の山に見えて渡れないとされている。
もちろん俺は善人なので渡れるのだが(笑)残念ながら通行止めだ。
橋のたもとには、三途の川に待ち構えていると言われる奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)の像が建っていた。
駐車場
さらに進むと、菩提寺だ。
とてつもなく広い駐車場が整備されている。
キャンピングカーも停まっていた。
駐車場の周囲には、売店や食堂があった。
周囲には硫黄臭が立ちこめる。
参拝
拝観料を支払い、境内に入る。
立派な山門をくぐる。
境内はとても広い。
巨大な仁王門。
まだ新しい。
本堂で参拝する。
境内
雨だが、境内を一回りしてみる事にした。
境内に温泉があるのが驚きだ。
かなり古い建物だが、入れるようだ。
地蔵殿。
ここに本尊が安置されているそうだ。
このあと地獄巡りを体験した。
そして宿坊に宿泊。
感想
さすがの迫力のお寺だ。
日本三大霊場らしい、厳かな空気が漂っていた。
あちこちから立ち上る噴気が臭い、地獄を感じさせる。
一度は参拝するべきだろう。