ダニーデンとは
ダニーデンは、ニュージーランド南島第2の都市だ。
といっても人口は13万人に過ぎないので、日本で言えばかなり小さいほうかもしれない。
南島南東部に位置するダニーデンは、スコットランド移民が開拓した歴史ある街です。その伝統を反映した街並みから、ニュージーランドのエジンバラとも呼ばれています。細長い半島に守られた美しい入り江の奥に位置し、丘陵地のドラマチックな景観に囲まれたダニーデンには、南半球でも特に保存状態の良いヴィクトリア朝様式とエドワード朝様式の歴史的建造物が多数並んでいます。宿泊施設は質が高く豊富に揃っています。賑やかなバーや美味しいレストランがありナイトライフも充実しています。自然に親しむアトラクションはユニークかつ興味深いものばかりです。
オタゴ半島までは、どこまでも続く美しい岩がちな海岸の景色を眺めながらドライブするのがおすすめです。半島の先端部、タイアロア岬には、離島ではなく人の居住する本土にあるものとしては世界で唯一のロイヤル・アルバトロスの繁殖地があります。世界で最も希少なペンギンなど、素晴らしい野生生物の姿を近場で見られるのもダニーデンの魅力です。
ダニーデンとは、ゲール語でエジンバラを意味するそうだ。
街歩き
ダニーデンのオクタゴンにある97モーテル モレイに宿泊していた。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/car/etc/17870/
部屋で買ってきたパンなどを調理し、朝食を済ませる。
その後、チェックアウト。
チェックアウト時に了解を取ってから荷物は車に入れて、駐車場に停めたまま散歩に出かけることにした。
First Church Of Otago
まず、すぐ近くのFirst Church Of Otago(スコットランド長老派教会)へ。
ゴシック建築の、美しい教会だ。
ニュージーランドで最も美しい教会と言われている。
オタゴ ファースト教会は、1862 年にスコットランド人の建築家、ロバート・ローソンによって考案されました。実際に教会の建築が始まったのは、その 6 年後のこと。オタゴ市を築いたトマス バーンズの指示によって、この地に最初の教会を築くため、地面の高さをあえて他よりも 12m ほど低くしたと言われています。
ダニーデン駅
セントポール大聖堂の脇を通り、駅の方に歩いて行く。
駅が見えてきた。
駅前通りに到着。
非常に美しい駅舎だ。
1900年代初期ニュージーランドの商業の中心都市として栄えダニーデンに、その当時の繁栄を象徴する壮麗な建築物のひとつとして1906年にダニーデン駅が完成しました。 黒色の玄武岩にオアマル産の白い石灰岩の縁取りに特徴のある、豪華な装飾が施されたフレミッシュ・ルネッサンス様式の見事な建築物としても有名で、建物には改修が加えられ、現在でも当事の壮麗さをそのままに残しています。 「天井に施された繊細で美しい装飾をはじめ、建物全体が瀟洒な雰囲気に包まれています…….トイレなど衛生設備までも豪華そのものです」と、当時発行されていた新聞イブニング・スター紙では、完成したダニーデン駅の素晴らしさをこのように絶賛。チケット予約ホールのモザイク床には、英国王室御用達ロイヤル・ドルトン製の磁器タイルが75万枚も使用されています。全長1kmのプラットフォームはニュージーランド国内で最長です。 毎年10月にこのダニーデン駅で開催される南島最大のファッション・ショーでは、この長いプラットフォームがキャットウォークになりモデルが歩きます。 現在ダニーデン駅を発着する列車は景観美しいタイエリ峡谷を訪れる観光用列車のみで、地上階のほとんどはレストランとして、2階はアート・ギャラリーとスポーツ関連の展示ギャラリーとして使用されています。 ダニーデン駅は一般公開されているので、建物外から美しい外装を眺めるのはもちろん、屋内を歩いて建物各所を飾る素晴らしい装飾を鑑賞することもできます。
中に入ると、吹き抜けが高いホールだ。
ホームに停まっているのは、タイエリ峡谷行きの観光列車だ。
全長1kmの長いホームを歩いてみた。
駅舎に戻る。
駅舎前の広場は、イングリッシュガーデンだ。
駅舎と素晴らしくマッチしている。
ベンチはあるが、そこへの通路は細すぎる。
オクタゴン
駅舎から、シティーセンターに向かう。
このあたりは八角形の区画整理がされており、オクタゴンと呼ばれている。
ザ オクタゴンでは美しい大聖堂やビクトリア様式の市庁舎を見学できるほか、屋外スペースのあるカフェでくつろげます。市内の喧騒から離れ、芝生に寝転がって過ごすのもおすすめです。ダニーデン中心部にある八角形の広場は、市内観光のスタート地点としてぴったりです。
クリスマス前と言うことで、巨大ツリーが飾られていた。
芝生が植栽された、広場になっている。
そこに、詩人ロバート・バーンズの銅像が建っている。
なんで、何故ここに像?
実はダニーデンとは、ケルト語でエディンバラ。
スコットランド人によって作られた町で、その象徴としての像が作られたそうな。
また、その入植者の中に彼の甥がいて、現在もその子孫がダニーデンにいるとのこと。
セントポール大聖堂
オクタゴンの正面に、セントポール大聖堂がある。
非常に大きな教会だ。
%大聖堂は、セント ポール教区教会の跡地に 1862 年に建てられました。柔らかい石で作られた教会は風化が早く、完成からわずか数年後には尖塔が取り除かれることになりました。その後何年もかけて資金を集め、1915 年に新しい大聖堂の石造りの基礎が完成しました。
その脇を通り、坂道を上がっていく。
モレイまで戻ってきた。
車で、グレノーチーに向かった。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/world/17943/
感想
中心部だけ少し歩いただけだが、とても美しい街だった。
イギリスの雰囲気を多分に残している。
駅舎といい教会といい、現役で使われているのもいい。
最高点の標高: 37 m
最低点の標高: -4 m
累積標高(上り): 71 m
累積標高(下り): -69 m
総所要時間: 00:51:25