郡頭神社 ⇒ かつての二ノ宮の栄華を感じる

郡頭神社

郡頭神社とは

郡頭神社(こおりずじんじゃ)は、高知県高知市鴨部(かもべ)にある神社だ。

祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)

この周辺は鴨部といい、賀茂氏の所領だった。

その繁栄を祈願する神社で、1,000年以上の歴史を誇る。


郡頭(こおりず)とは珍しい名前だ。

由来書きによると、「古保里都神社」と字が当てられていたそうだ。

その由来ははっきりしない。


古来は信仰が非常に篤く、土佐神社に次ぐ土佐二ノ宮の地位にあったそうだ。

現在の二ノ宮は、小村神社だ。

小村神社 ⇒ 国宝の宝剣を奉る土佐国二ノ宮
小村神社とは 小村神社は(おむらじんじゃ)は、高知県高岡郡日高村(ひだかむら)に鎮座する神社だ。 土佐国二ノ宮として知られる。 ちなみ...

当時の郡頭神社の繁栄は、権力者だった賀茂氏の力関係だと考えられる。

駐車場

この日はとんかつ芳松でランチを済ませ、郡頭神社にやってきた。

とんかつ芳松 ⇒ 高知家のうまいもの大賞受賞の確かな味
とんかつ芳松とは とんかつ芳松(とんかつよしまつ)は、高知県吾川郡いの町枝川(あがわぐんいのちょうえだがわ)にあるレストランだ。 その名...

まずは一の鳥居を抜ける。

祭日の表記。

二の鳥居までやってきた。

二の鳥居の横に、1台分の駐車場がある。

境内

二ノ鳥居から境内までは、ミニミニサイズの神橋が架かっている。

狛犬。

牛の石像。


手水舎。

灯籠。

社務所。

参拝

拝殿。

コンクリート製の大きな建物だ。

本殿。

参拝を終え、摂社へ。

荒神宮と八幡宮が鎮座していた。

由緒書き。

裏参道

反対側の裏参道に回ってみる。

こちら側から見た本殿。

桜の花が、少し残っていた。

裏参道の入り口は、こんな感じだ。

鳥居の脇に、扁額。

大国主大神と書かれている。

参拝を終え、表参道に戻った。

感想

昭和56年に火事で全焼したため、社殿はコンクリート製で新しい。

それでも1,000年にわたり信仰を集めてきた歴史の重さを感じる場所だ。

近くに来たら、ぜひ立ち寄りたい。