三佛堂とは
三佛堂(さんぶつどう)は、高知県高知市鴨部(こうちしかもべ)にあるお堂だ。
本尊は馬頭観音(ばとうかんのん)、毘沙門天王(びしゃもんてんのう)、薬師如来(やくしにょらい)の三仏だ。
土佐西国三十三観音霊場第31番札所でもある。
これは本尊のうち馬頭観音を祀るお堂が神前堂(かまえどう)と呼ばれているからだ。
周辺
この日は、まず郡頭神社(こおりずじんじゃ)に参拝した。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/shrines-and-temples/shrines/kochi/10377/
その後、道路を渡る。
すぐに神前堂が見えてくる。
ブロック塀にかこまれている。
ご神木が目立つ。
境内
太いご神木。
樹齢380年らしい。
手水舎。
弘化四年だから、1848年に寄進されたものだ。
参拝
かまえ堂と書かれている。
護摩修行の案内が掲示されていた。
扁額に馬頭観音と書かれている。
これだけを見ると、馬頭観音だけ祀られているように思える。
しかし入り口の右に、ご真言を書いた掲示がある。
これで三仏が祀られていることが分かる。
左に、薬師如来の薬壺らしきものが飾られていた。
ということは、赤いよだれかけをつけた石仏は薬師如来なのだろうか。
また木像は福禄寿(ふくろくじゅ)のように見える。
とすると、毘沙門天はどこに?
無造作におかれているのが少し驚きだ。
手前の流木のようなものは、ご神木の枝だろうか。
参拝後、肉のなかおかで買い物をした。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/food/10433/
感想
とても小さなお堂だが、立派なご神木がそびえ立ち、遠くからでもよく目立つ。
郡頭神社とともに、古くから信仰を集めてきたのだろう。
ぜひ参拝しておきたい。