久住山とは
久住山は九重連山の最高峰ではないが、代表する山として親しまれている。
俺も春に登ったのだが、その素晴らしさに再度登ることにした。
登山開始
前回は坊ヶツルの法華院経由で1泊2日の行程で登ったのだが、今回は一般的に利用される牧ノ戸峠からの登山道を利用して日帰りで登ることにした。
朝、宿を車で出発。
牧ノ戸峠の駐車場に7:44到着。
既に車で一杯だ。
登山者が多いので、登山客と一般客とで駐車スペースが分けられている。
売店も既に営業中。
この日はいい天気だ。
駐車場から登山口はすぐだ。
最初は舗装されていた。
景色が素晴らしい。
遠くに、一昨日登った由布岳も見える。
昨日登った阿蘇も美しい。
星生山
星生山(ほっしょうざん)は、久住山に行く途中にある。
今回は、この星生山を経由して久住山を目指す。
星生山 – くじゅうさん ほっしょうざん:標高1,762m
大分県九重町の南にある。九重連峰の中核をなす山の1つで、南の久住山と対峙する。
山は南側から見れば長大だが、西側からは丸味のあるやさしい三角形で、低木をまとう。また南側には草の西千里ヶ浜を広げ、頂上部から東と北側斜面にかけては岩石が露呈する。
展望は南側が兄弟峰の扇ヶ鼻(1698m)や久住山にさえぎられる。北側は、硫黄山(1580m)を眼下に、西千里ヶ浜や北千里ヶ浜、三俣山、飯田高原、由布岳などが一望の下。
山名は仏教語の法性(ほっしょう)に由来する。この山が霊山として栄えた昔、仏の真理、存在の真実を教義とした天台密教の教えが、そのまま山名として残ったのだろう。
牧野戸峠―沓掛山(くつかけやま 1503m)―西千里ヶ浜―山頂で1時間30分。扇ヶ鼻や肥前ヶ城(1685m)へは一投足。
まずは一つ目のピーク沓掛山を通る。
紅葉が見えてきた。
紅葉の向こうに、三俣山も望める。
はしごなども整備され、登りやすい。
しばらく稜線歩きが続く。
扇が鼻の脇を通る。
このあたりには霜が降りていた。
星生山が見えてきた
分岐点。
ここから急斜面を登る。
眼下に池塘が見える。
稜線まで上がってきた。
9:48星生山の山頂に到着。
絶景だ。
ここから、岩場の下りになる。
慎重に降りていく。
いよいよ久住山へ
久住山まであと少しだ。
九重別れの避難小屋が見えてきた。
10:56久住分かれに到着。
ここからは前回も通った道なので、安心だ。
この日は混み合っていたので、山頂に行く前にランチにした。
ラーメンに菓子パンという取り合わせ。
阿蘇山を眺めながらのランチだ。
振り返ると、最高峰の中岳だ。
12:18久住山の山頂に到着。
山頂は子供で一杯だ。
聞いてびっくり、保育園児だとか。
後から調べてみると、けっこう保育園が登山している。
平成28年10月 大分県の久住登山
子どもの健康をつくり、安全を保障したうえで子どもの全面発達をとげさせていく。
全面発達とは、子どもの身体(粗大な動き・微細な動き)、認識力・理解力・話す力・交わる力・身辺の自立等の能力が全体的に育つこと、年齢に応じて育つことと考える。
そのためには、人間の土台である身体の育ちを重視し、全身の機能を高める運動、感覚神経系を育てていく生活を組む。
星生山でへばっていたのが恥ずかしくなった(汗;)
下山
下山は、星生山を通らずに行く。
振り返ると、西日に当たった紅葉が美しい。
同じ道でも、行きと帰りでは風景が違う。
駐車場が見えてきた。
14:57駐車場に到着。
トイレを借りる。
車で宿に戻った。
感想
春の久住山もよかったが、秋は紅葉も楽しめてまた格別だった。
牧ノ戸登山口からのコースは、コースタイムも短く手軽でいい。
もっとも保育園児に負けたのはショックだったが(苦笑)
次回は紅葉が美しいと評判の大船山へも、紅葉シーズンに訪れたい。
最高点の標高: 1788 m
最低点の標高: 1330 m
累積標高(上り): 746 m
累積標高(下り): -750 m
総所要時間: 07:17:01