仁淀川橋とは
仁淀川橋(によどがわばし)は、高知県吾川郡いの町の橋だ。
仁淀川にかかる橋で、国道33号線が走る。
昭和5年10月に完成し、今年で88歳の米寿を迎える。
見た通り、かなり古く今にも崩落しそうだ(苦笑)
それでも現役で頑張っている。
紙の鯉のぼり
仁淀川橋の下を流れる仁淀川では、毎年ゴールデンウィークに紙の鯉のぼりを流すイベントが開催されている。
いの町は土佐和紙の産地として知られる。
そこで、紙にスポットライトを当ててイベントにしたのだ。
5月4日(金)に、そのイベントに行ってみた。
5/3(木)・5/4(金)・5/5(土) 第24回仁淀川紙のこいのぼり2018
第24回仁淀川紙のこいのぼり2018 清流 仁淀川を気持ちよさそうに泳ぐ約300匹の“紙のこいのぼり”たちをみて、癒されてはいかがでしょうか? ●開催期間 30年5月3日(木)~5月5日(土) ●場所 いの町波川河原(国道33号線仁淀川橋下)
この日はランチを済ませた後、長谷渓谷へ。
散策を終え、波川(はかわ)の河川敷に向かう。
会場は駐車場待ちの車の行列ができていた。
午後3時に会場にやってきたのだが、かなりの賑わいだった。
30分ほど待つ。
ようやく駐車できた。
のんびり川遊びしている人の向こうに、紙の鯉のぼりが泳いでいる。
河原からでは分かりにくいが、約300匹の鯉のぼりが泳いでいるそうだ。
河原でイベント
河原では、各種イベントが開催されていた。
紙の鯉のぼり。
何やら人だかりが。
あめご(アマゴ)のつかみ取りをしていた。
遊覧船も出ている。
テントが張られ、屋台が建ち並ぶ。
アイスクリンを買ってみた。
アイスクリンはアイスクリームではない。
サッパリした味が、こうした暑い日にはよく合う。
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橋を渡る
河原から階段を上って、橋のたもとにやってきた。
仁淀川橋の歴史が看板に書かれている。
明治44年に完成した以前の橋の橋脚が残っているそうだ。
現在の昭和5年に完成した橋は、当時としては西日本最大の大規模架橋工事だったそうだ。
ところどころ錆びている。
車道と歩道が分かれていて安心して歩けるのだが、なにせよく揺れるので少々怖い。
イベント会場を見下ろす。
いつもはキャンプしている人がいて静かなのだが、この日は賑やかだ。
橋の上からだと、紙の鯉のぼりがよく見える。
仁淀川の清流に良く映える。
観光船もやってきた。
車道は二車線だが道幅が狭く、対向車がダンプカーだとかなり緊張を強いられる。
下流側には、かんぽの宿が見える。
対岸までやってきた。
感想
実は、このイベントに来たのは初めてだ(汗;)
開催期間中に仁淀川橋を通ることはあったのだが、人出が多いので敬遠していたのだ。
今回初めて体験してみて、やはりゆっくり見ることが大切だと実感した。
露天でいろいろ買って食べるのは、とても楽しい。
また、お弁当を持ってきてハイキング気分で参加するのもいいだろう。
またこの橋は古くて少々怖いが、それだけに味があるとも言える。
イベント中だけでなく、ぜひ歩いて渡ってみてもらいたい。