呉〜松山フェリー
呉〜松山フェリーは、瀬戸内海汽船が運行している。
今回は「シーパセオ」という名称の新造船で、呉から松山に移動することにした。
この船は、2019年のグッドデザイン賞BEST100に選ばれた、洒落た外観が特徴となっている。
広島・呉~松山 所要時間2時間40分。穏やかなさざ波と心地良い風。潮のうつろいを映し出す柔らかな陽光。瀬戸内海の自然を感じながら、ゆったりと流れるくつろぎの時間を思い思いに過ごせるリラックス空間。ここは、気持ち落ち着く海上の一等地。「瀬戸内海の移動を楽しむ、みんなの公園」をイメージした新しいフェリーの誕生です。
呉港フェリーのりば
広島県呉市宝町4
呉中央桟橋
2022年4月15日、この日は大和ミュージアムを見学した。
そこから車で、呉中央桟橋にやってきた。
ゲートで車に乗ったままフェリーの乗船手続きができる。
しかし早い便に乗らず、予定通り13時10分に呉港発の松山行きに乗ることにした。
一旦ゲートを出て、並び直す。
待機場で、ゆめタウン呉で買ってきたお弁当を食べる。
おばあは鶏照り焼きごはん、俺はロースカツ丼。
さらにミニトマトとアボカドサラダ、お茶を買って、駐車場無料になった。
待っていると、フェリーが入港してきた。
俺たちが乗った「呉湾艦船めぐり(くれわんかんせんめぐり)」の船が出航した。
俺たちの便は貸切状態だったが、この船は結構人が乗っているようだ。
フェリーは別の路線だったらしく、呉で車を下ろしただけで方向転換。
客室
松山行きフェリーが入港してきた。
時間になり、フェリーに乗船。
エレベーターで客室に移動。
お座敷など、多種多様な座席が用意されている。
最前列は、眺望抜群。
音戸の瀬戸
音戸大橋(おんどおおはし)が見えてきた。
ここは「音戸の瀬戸」(おんどのせと)と呼ばれる本州と倉橋島の間の海峡で、狭いところで約80mしかない。
「音戸大橋」と「第二音戸大橋」の2本が架けられている。
奥に見える「音戸大橋」はループ橋。
海峡が狭いため、速度を落として通行する。
「音戸の瀬戸」は、平清盛が夕日を招き返して1日で切り開いたという伝説のある名勝地だ。
平清盛と関係深い厳島神社の大鳥居の色に合わせて、朱赤に塗装されている。
ライン川を思い出した。
尾道の海峡もかなり狭い。
関門海峡も。
「音戸大橋」は1961年に完成した。
大型船が通行するため、ループ橋にして高さを出した。
桁下23.5m。
橋の下に、清盛塚がある。
1184年に平清盛の功績を称え、供養のために清盛塚を建立したといわれている。
音戸の瀬戸を一日で切り開いたといわれる平清盛公が、人柱の代わりに一字一石の経石を海底に沈め、難工事を完成しました。1184(元暦元)年にその功績を称え、供養のために清盛塚を建立したといわれています。1951(昭和26)年には県史跡に指定された、周囲49mの石垣に囲まれた塚の中央には、供養のために立てられた石碑があります。
清盛塚 – 呉市ホームページ から引用
ここでブイを直角に曲がる。
見通しが悪く危険な航路とされる。
大きな建物は、呉市音戸市民センター。
通ってきた音戸大橋が左手に見える。
展望デッキ
展望デッキに向かう。
展望デッキに行けないと思っていたら、回廊から行けた(汗;)
「音戸の瀬戸」を通過する時に来れば良かった・・・
オシャレなベンチもある。
とてもきれいな船だ。
ポーズを決めるおばあ。
ネーミングがおもしろいね。
船内
売店。
シーパセオのオリジナルグッズも販売していた。
トイレもメチャメチャきれいだ。
松山に到着のアナウンスが流れた。
松山観光港に上陸し、先に進んだ。
最高点の標高: 83230 m
最低点の標高: -12 m
累積標高(上り): 78761 m
累積標高(下り): -83350 m
総所要時間: 03:02:11