ラピュタン
2022年12月11日、この日は自宅を車で出発し、土佐市のラピュタンにやってきた。
ラピュタン
高知県土佐市高岡町丙359−5
088-852-5919
この日は窓側の席をゲット。
日替わりランチは4種類から選べ、おばあは鶏の唐揚げ。
おじいはハンバーグ。
みそ汁ではなく、ツガニ汁なのが嬉しい
食後のコーヒー付きで、しかもたっぷり。
新川大師堂
食事を終え、車で新川大師堂(しんかわたいしどう)にやってきた。
ここは仁淀川(によどがわ)の堤防で、ここに車を停めて歩いて行く。
森山八幡宮
森山八幡宮(もりやまはちまんぐう)まで歩いてきた。
祭神は日野資朝〔ひのすけとも〕と日野朝保〔ひのともやす〕
八幡宮の祭神は通常は品陀和気命(ほむだわけのみこと)、つまり応神天皇(おうじんてんのう)だ。
しかし森山八幡宮は京都から逃れてきた日野朝保が北条方の目をはばかって、八幡宮という名を借りているだけだ。
日野資朝は鎌倉幕府の転覆を謀り、佐渡に流され処刑された。
資朝は後醍醐天皇の正中年間、政権奪還を計〔はか〕って露見〔ろけん〕、捕えられて佐渡に流されました(正中の変)。
高知市春野郷土資料館 から引用
日野資朝の墓所は、以前参拝した妙宣寺にある。
森山八幡宮は、日野朝保の子の勝朝が京都を逃れ神主となった神社だ。
こうしたいわれから、森山八幡宮には日野資朝とその子孫の藤原貞光・照清の肖像と伝えられる三体の神像があり、高知市指定有形文化財となっている。
さらに、御正体(みしょうたい)(鏡像)と懸仏(かけぼとけ)も、昭和35年に高知市指定有形文化財となっている。
以前、この本殿に巨大なスズメバチの巣があって驚いた。
畑の中
森山八幡宮の近くの畑に、なにやら黄色い花が咲いていた。
どうやらエンジェルストランペットという熱帯花木のようだ。
エンジェルストランペットは、大きなラッパ状の花がぶら下がるように開花する熱帯花木です。品種によっては夜間、花が香ります。熱帯植物ですが寒さには比較的強く、関東地方のほとんどの地域では地上部が枯れても地下部から芽が出てまた開花します。
畑の中を歩いて行く。
種間寺
種間寺(たねまじ)まで歩いてきた。
四国八十八ヶ所霊場第34番札所だ。
本尊は薬師如来(やくしにょらい)
大師堂。
宿坊前のベンチが新しくなっていた。
ここで良心市で買ってきたミカンで休憩。
野中兼山の銅像
山羊がいた。
野中兼山(のなかけんざん)の銅像。
この春野平野は、野中兼山が仁淀川から高知用水を引いたことで、一大穀倉地となった。
この結果、後に土佐のデンマークといわれる八百六十二町歩の良田を開拓することができたのである。
高知市歴史散歩 から引用
甲殿川
甲殿川(こうどのがわ)沿いに歩いて行く。
前回は雑草の森で遮られ(苦笑)通れなかった堤防の道も、きれいに刈り取られていた。
新川のおとし
森山の町を通る道は、遍路道だ。
恵比須神社まで歩いてきた。
祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と、事代主命(ことしろぬしのみこと)
その対岸に、春野神社が鎮座する。
ここが野中兼山が作った新川のおとしだ。
仁淀川までの物流拠点で、ここで水位の差を調整していた。
この橋は涼月橋といい、現在はメガネ橋になっている。
春野神社は野中兼山を祀る神社だ。
野中兼山はたいへん優秀だったため妬まれ、晩年は不遇の時代を過ごした。
野中兼山を称えるのにその名を出すのもはばかれたため、「春野」の名前を使って功績を偲んだ。
最高点の標高: 12 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 41 m
累積標高(下り): -41 m
総所要時間: 02:01:42