諏訪大明神 ⇒ 仁淀川を見下ろす谷間の神社

諏訪大明神

諏訪大明神とは

諏訪大明神(すわだいみょうじん)は、高知県高岡郡越知町片岡(たかおかぐんおちちょうかたおか)にある神社だ。

祭神は。武御名方神(たけみなかたのみこと)

建御名方神(タケミナカタノカミ)とは - コトバンク日本神話で、大国主命の子。武神としての性格をもつ。武甕槌神(たけみかづちのかみ)らが葦原の中つ国の国譲りを大国主命に迫ったとき、大国主命の命令で武甕槌神と力比べを行ったが敗れて信濃諏訪湖に逃れ、この地から出ないと誓った。諏訪大社の祭神。

建御名方神(タケミナカタノカミ)とは – コトバンクから引用

しかし武御名方神というのは外向きで、実は違うという説もあるようだ。

諏訪大明神-民間信仰 | 日本の神様辞典一般的に建御名方神と同一視されている諏訪大明神。
その出自には諸説ある。
室町時代に執筆された『諏訪明神絵詞』には、「諏訪明神が天竺国波堤国の王子だった頃……」との記載がある。

また鎌倉時代の説話『甲賀三郎伝説』では、近江国の地頭・甲賀諏胤の三男・諏方が兄に妻の春日姫をさらわれ、奸計で穴へと落とされ、そのまま蛇体となって地底の国々を巡り、ある国の国王の娘と結婚して十三年を過ごす。
しかし地上に残してきた妻が忘れられず、日本へ向かって長い旅に出る。

様々な苦難を乗り越えて浅間山へと出た諏方だったが、体は蛇体のままであった。
老僧の助言で三十三年ぶりに人の姿へと戻った諏方は、兵主神に導かれて三笠山へ行き、春日姫と再会。
そして兄弟を退け、平城国で神道の法を授けられて帰国し、諏方は諏訪明神となって上の宮に出現し、春日姫は下の宮に出現した、とある。

諏訪の祭祀に建御名方神の姿は無い。
諏訪の神様は諏訪大明神であり、建御名方神は外向きの名前と認識されている。

諏訪大明神-民間信仰 | 日本の神様辞典から引用

駐車場

この日は天石門別安国玉主天神社に参拝した後、車で諏訪大明神にやってきた。
https://niyodogawa.org/blog/niyodogawa/spot/11180/

諏訪大明神には駐車場はないので、路側の広くなっているところに車を停める。

広いので、3台くらいは停められそうだ。

参道

道路から石段を上がっていく。

狛犬。

玉をくわえている。

木の鳥居には諏訪大明神と書かれた扁額がかかっている。

その下にも、狛犬。

参拝

拝殿。

諏訪大明神と書かれた扁額。

本殿は、トタン板で囲まれていて見えない。

参拝を終え、車に戻る。

途中の民家の前で、猫がひなたぼっこ。

道路脇には、レンゲの花が。

見晴らしも良く、気持ちのいい場所だ。

参拝を終え、茶園堂に向かった。
https://niyodogawa.org/blog/niyodogawa/spot/11238/

感想

神社としては、小規模だ。

それでも清掃が行き届いていて、付近の集落の信仰を集めていることが分かる。

道路からすぐなので、片岡沈下橋とともに訪れたい場所だ。