新川大師堂
2025年6月11日、この日は高知県高知市(こうちけんこうちし)にあるしゃぶ膳 春野店でランチを済ませた。

食事を終え車で仁淀川(によどがわ)の堤防にやってきた。
新川大師堂
〒781-0325 高知県高知市春野町森山
高知県アジサイ巡り!100種類1500株が咲くあじさい神社に入ってみた!【旅行VLOG、レビュー】新川のおとしも解説!土佐の歴史と文化を辿る!新川大師堂〜新川のおとし〜六條八幡宮〜ピアステージ
新川(しんかわ)という用水が流れている。
あじさいを見に来た。
新川大師堂のすぐ下だ。
これはもうちょっと薹が立ってるね。
ちょっとまだら模様って感じでしょうか。
新川から分岐した用水沿いにアジサイが500mほど植えられている。
ユリも咲いてる。
ここから堤防に上がる。
新川大師堂まで歩いてきた。
春野十景に選定されている。

新川のおとし
ここから新川に向かう。
左に流れているのが新川川で「新川のおとし」と呼ばれる堰がある。
仁淀川と新川の水位差を調節して物流を確保するための場所だった。
ビワが鈴なり。
おいしそう。
これはシシトウがなってる。
実りのシーズンだ。
この橋は涼月橋。
承応元年(1648)野中兼山により新川川が作られた。
現在の純石造橋は明治30年頃に造られたと言われる。
その形状から眼鏡橋といわれている。
ここで段々に(水位を)下げていって。
この新川が高知市に流れていって春野用水になるわけです。
昔は材木を筏に組んでずーっと流していって。
ここで堰を越えるために人夫が集まっていた。
このあたりは宿場町のようになっていたということです。
「イカダのり」という余興があり弘化2年(1845)には藩主もこれを見にきたという記録がある。
野中兼山の遺構です。弘岡井筋は農業面の灌漑用水としてだけでなく、交通路としても利用されました。かつて、奥仁淀の村々の木材や薪炭などは仁淀川を下り、仁淀川河口から太平洋に出て、浦戸湾から城下へ運ばれていましたが、八田堰と弘岡井筋建設以降、上流からの物資は井筋を通り、新川川を経て浦戸湾へと入るようになりました。ただし、井筋と新川川には高低差があったため、新川川の入口に高低差を調節するための「おとし」がつくられました。
上流から運ばれたイカダは「おとし」の上につながれ、ここで解いて「おとし」の上を流して落とします。そのとき、水門によってためられた水が一気に流れ落ちるため、「おとし」の上は激流となり、それは壮観なものであったといわれます。ときには「イカダのり」という余興もあったようで、弘化2(1845)年には藩主もこれを見にきたという記録もあります。
商店や料亭、劇場が立ち並んでいた。
川を経由して人とモノが往来し、商店や料亭、劇場が立ち並んだ時期もあった。
繁栄呼んだ兼山の「落とし」 石畳と水路、風情漂う 物流拠点に商店や料亭―ちいきのおと(84)春野町森山(高知市) | 高知新聞 から引用
恵比須神社まで歩いてきた。

蟇股(かえるまた)が鯛。
祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と、事代主命(ことしろぬしのみこと)
対岸に春野神社が鎮座する。
野中兼山?
野中兼山(のなかけんざん)は土佐藩の家老だった。
土木事業を手がけて功績が大きかったが妬まれ、晩年は失脚してしまった。

野中兼山を祀る神社は「春野神社」と称することが多い。

功績は庶民に語り継がれ、高知県内には野中兼山を祀る神社が多数存在する。
1806年に、高知県吾川郡いの町八田の春野神社の分霊を、堰をみおろすこの地に移し祀った。
まるで金庫のようにガッチリと施錠されているのが印象的。
アジサイが咲く用水に戻ってきた。
誰もいないもんな。
六條八幡宮
車で六條八幡宮(ろくじょうはちまんぐう)にやってきた。

六條八幡宮
〒781-0304 高知県高知市春野町西分3522
088-894-3814
あじさい神社として有名だ。
すぐ前に10台ほどの駐車場がある。
道を入っていくと大きな駐車場もある。
たくさんの種類のアジサイが植えられていまして。
信者さんが自分の好きなアジサイを植えて。
見たこともないようなアジサイがたくさんあるので楽しいですよねここは。
手水もアジサイですよ。
正式には六條八幡宮(ろくじょうはちまんぐう)という。
由緒書き。
応永9年(1402年)に京都六條左女牛(さめがい)八幡宮から勧進した。
祭神は誉品陀和氣尊。
木造男神像(もくぞうだんしんぞう)は春野町指定文化財。
参道に沿ってアジサイが植えられている。
協力金制度。
約1,500株のアジサイがあるそうだ。
まるでアジサイとは思えないよ。
アジサイは2000種以上あるがここには約100種類があるという。
ちょっと早いみたい。
親子槙。
絵馬もアジサイです。
拝殿には風鈴が吊るされている。
参拝を終え外に出てきた。
アイスクリンを買ってみた。
紫陽花まんじゅうも売っていた。
地元の方がなかなか頑張っている。
1×1(いちかけるいち)おいしいでしょう?
おいしい味が濃い他の所より。
おじいも土曜夜市では1×1専門だった。
おいしい。
自由研究が貼られているのが微笑ましい。
麦茶の無料サービスもあった。
ボランティアの方ありがとうございます。
神社境内地及び付近一帯の字名を「大寺」と総称しており昔は壮大な寺院があったそうだ。
七世紀頃の創建とされる県下で最古の寺院と考えられている。
境内地の山を大寺山と呼んでいる。
このあたりはまだ咲いてないね。
山には入れなくなっていた。
この先に広い駐車場がある。
ピアステージ
ピアステージにやってきた。
春野町は高知市と合併したため高知市の春野庁舎になった。
ここにも100円自動販売機があった。
左が図書館、右が展示館。
2階の郷土資料館は入館無料。
撮影OKなのはうれしい。
意外と広いんだね。
よく知っているつもりが知らないことが山のようにありました。
この上流にかけてが「あじさい街道」という道路沿いにアジサイが植えられているところです。