焼岳とは
焼岳(やけだけ)は、北アルプスにある日本百名山だ。
標高は南峰の2,455mが最高地点だが、崩落の危険があるため登山できる地点としては北峰の2,444mとなる。
北アルプスの玄関口、上高地にずっしりと腰をすえる焼岳は、乗鞍火山帯で唯一の活火山として知られている。
何よりも場所がいい。釜トンネルを抜けてさあいよいよ山だ、と沸き立つ視野に初めに飛び込んでくるのが荒々しい焼岳の下堀沢。大正池に影を落とす姿も、数少なくなった枯れ木と調和しているし、田代池、穂高橋、河童橋と、上高地の要所で必ず姿を見せる。山頂からわずかに白い蒸気を見せる鐘状火山(トロイデ)である。
噴火の歴史は古く、歴史に残っている初めは天正13年(1585)、近いところでは大正4年(1915)6月6日の大爆発で、1日で梓川を大正池に変えてしまった。最近は昭和37年(1962)で、今度は泥流で大正池を埋め、浅い幅広の川のように変えてしまった。それ以来、長い間登山禁止だったが、最近全面的に解除されたため多くの登山者の姿が見られるようになった。頂上には溶岩円頂丘には珍しい噴火口があり、池になっている。
北側の肩は中尾峠で、ここを乗越せば蒲田川の中尾集落に通じる歴史の古い峠道だ。また、新中尾峠には焼岳小屋がある。山頂へは上高地から所要4時間。中尾口から所要4時間30分。
焼岳 – やけだけ:標高2,455m-北アルプス・御嶽山:北アルプス南部 – Yamakei Online / 山と溪谷社 から引用
デスクライト
この日は2020年10月14日、中尾高原ホテル風車に宿泊していた。
寝る時にスマホを充電していたのだが、なぜか充電できていないことに気づいた。
寝る時に枕元のライトをスイッチで消したのだが、コンセントと連動していて充電器もOFFになったようだ。
スマホの充電は大切なことなので、事前に説明して欲しかった。
中ノ湯駐車場
車でホテルを出発し、焼岳に向かう。
朝靄で天気が分かりにくいが、天気予報では好天だ。
高速道路を下り、中ノ湯への脇道に入る。
この道の入り口がトンネルを抜けてすぐなので気づかず通り過ぎてしまった(汗;)
このため釜トンネルまで下りてUターンしたので、このルートを通る時は要注意だ。
路上駐車している車がいて、嫌な予感がする。
案の定、駐車場は満車状態。
水曜日だったが紅葉シーズンということで、さすが人気の山だ。
それでもなんとか車を停めるスペースを確保し、登山準備。
この駐車場の谷側は段差がかなりあるので、車高が低い車は要注意だ。
登山口
駐車場のすぐ脇が、登山口だ。
7:35登山開始。
最初は道路に並行して進む。
早くも息が上がる(汗;)
登山道
登山道は紅葉している。
標高2,000mを超えた。
ナナカマドの紅葉が印象的。
山頂
山頂直下の噴火口まで登ってきた。
正賀池が美しい。
11:15焼岳山頂に到着。
残念ながら雲に隠れて展望は無い。
少し遅れてツレも到着。
かなりバテたようだ。
しばらく山頂に滞在し、晴れるのを待つ。
下山
12:02山頂でランチを済ませ、下山開始。
撮影に気を取られて危ないとツレに怒られた(汗;)
段差が大きいので、思った以上に下山に苦労する。
15:45駐車場に到着
ホテルに戻り、翌日は飛騨の里見学だ。
感想
意外と疲れた。
コースタイムが短いので少しなめて考えていたせいもあるが、特に下りの段差にやられた。
山頂では残念ながら雲がかかって上高地方面は全く見えなかったが、それなりに楽しめた。
紅葉もきれいで、北アルプスの片鱗を感じられるいい登山となった。
最高点の標高: 2433 m
最低点の標高: 1601 m
累積標高(上り): 1000 m
累積標高(下り): -1002 m
総所要時間: 08:21:42