岩木山とは
岩木山(いわきさん)は、青森県弘前市にある日本百名山および新日本百名山だ。
標高は1,625m。
古くから山岳信仰の対象とされており、山頂に岩木山神社(いわきやまじんじゃ)の奥宮がある。
岩木山観光協会
「岩木山」は、安寿・厨子王の伝説を残す信仰の山。祀られているのは安寿姫。
全国の山には主に女性の神が祀られています。だから昔は、岩木山には女性が入れなかったとか… 今は、岩木山は老若男女、心のやさしい人であれば、どなたでも受け入れる心の広い「お山」です。
駐車場
この日はホテルから車で岩木山神社に行き、参拝を済ませた。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/shrines-and-temples/shrines/japanese-shrines/8097/
参拝後、津軽岩木スカイラインを通って駐車場に9:38到着。
スカイラインは有料だ。
ターミナルでは主峰岩木山が目の前にそそり立ち白雲が足下をかすめ、高山特有の霊気につつまれます。駐車場から9合目の鳥の海(鳥海山)までリフトがあり、さらに山頂まで40分ほどで、ほどよいヒル・クライミングが楽しめます。
時間が遅いこともあり、既に何台か車が停まっていた。
天気もまずまずで、山頂からの展望も期待できそうだ。
まずはインフォメーションセンターでトイレを借りる。
もちろん水洗だ。
洗面台。
リフトで九合目へ
ここから登ってもいいのだが、今回はさらにリフトを乗り継ぐことにした。
標高1,250mの八合目から標高1,470mの九合目を結んでいる。
たった標高差200mなのだが、俺には結構重要(笑)
あっという間に終点だ。
なにやら建物がある。
どうやらトイレが設置されているようだ。
登山開始
ここから登山道だ。
眼下に見えるのは、日本海だ。
山頂もよく見えていて、楽勝だ、と思っていた、この時までは。
なにせ九合目から山頂までは、わずか標高差165mしかない。
振り返ってみると、リフト降り場からは遊歩道のような道だ。
ということで、装備もリュックサックは持たずツレのショルダーバッグ一つだけの散歩モードだ。
ところが・・・
目の前に現れたのはなにやら険しい岩壁。
さらに結構なガレ場を登らないといけないようだ。
岩場に難渋する
避難小屋を通過。
鳳鳴ヒュッテというそうだ。
鳳鳴高校の生徒4名が遭難したことから建てられた。
そんなに険しいのかと、少し後悔しつつ先に進む。
かなりの急斜面だ。
岩木山山頂
岩場に難儀しながら登り続ける。
10:29岩木山の山頂に到着。
存在感のあるモニュメントだ。
まずは奥宮を目指す。
霊山らしく、いろんな碑が建っている。
山頂避難小屋の脇を抜ける。
奥宮の碑が建っているが・・・
ここはまだ再建予定地のままだ。
その先に本殿が鎮座している。
ここからの景色は最高に素晴らしい。
天気がいいこともあり、明日登る八幡平、岩手山、鳥海山まで一望できた。
津軽半島も一望で、お天気に恵まれたことに感謝だ。
下山
しばらく山頂でゆっくりした後、下山を開始。
昨夜泊まったロックウッドホテルが見える。
距離は短かったが岩登りで思いのほか疲れたので、あそこから登らなくてよかったと思った。
さらに下りていく。
ようやくリフトに乗って、ホッと一息。
11:45下山完了。
明日は八幡平の登山だ。
近くの民宿に移動するため、車で出発した。
感想
今回は最短ルートを選択。
スカイラインを通り、リフトも使って2時間ほどで往復できた。
高低差も少ないので、お手軽登山ができる。
しかし岩場はかなり険しかったので、スニーカーではなく登山靴で登ることをおすすめする。
岩木山は弘前市内からの存在感は圧倒的で、当然だが山頂からの眺めも青森を一望できる絶景だった。
手軽なので、ぜひ登ってみて欲しい。
最高点の標高: 1627 m
最低点の標高: 1248 m
累積標高(上り): 422 m
累積標高(下り): -424 m
総所要時間: 02:08:56