大麻比古神社とは
大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)は、徳島県鳴門市大麻町板東広塚(とくしまけんなるとしおおあさちょうばんどうひろづか)にある神社だ。
阿波國一の宮で、祭神は大麻比古神(おおあさひこのかみ)、猿田彦大神 (さるたひこのおおかみ)
神武天皇の御代、天太玉命の御孫 天富命 勅命を奉じて 洽く肥沃の地を求め 阿波国に到りまして、麻楮の種を播殖し、麻布木綿を製して 殖産興業の基を開き 国利民福を進め給ひ、その守護神として、太祖天太玉命を此の地に斎き祀る。
猿田彦大神は、昔大麻山の峯に鎮まり坐しが後世に至り本社に合せ祀ると伝えられる。
延喜の制名神大社に列し、阿波国一宮と称え阿波、淡路両国の総産土神として崇め奉る。
清和天皇貞観元年従五位上を授け奉り、順次進階して中御門天皇享保四年正一位に進み給ふ。斯く朝廷の崇敬厚く、又代々の国司領主の尊崇深く、神田山林を寄進、藩費を以って、社殿の造営を行ひ、年々祭費を奉らる。明治六年国幣中社に列す。
明治十三年国費を以って本殿以下の造営が行はれた。現在の祝詞殿、内拝殿、外拝殿は昭和四十五年氏子崇敬者の寄進によって造営せられた。
由緒書 – 大麻比古神社 から引用
駐車場
この日は、金泉寺に参拝した。
そこから車で、第1番札所の霊山寺の前を通過する。
大麻比古神社にやってきた。
大きな鳥居は、高さ14.6m。
最高点の標高: 28 m
最低点の標高: 2 m
累積標高(上り): 39 m
累積標高(下り): -21 m
総所要時間: 00:09:32
参道
ここから続く参道が、メチャ長い(汗;)
約800mあるそうだ。
駐車場が見えてきた。
奥の駐車場に停めると楽なのだが、この参道を歩きたくて敢えて大鳥居の駐車場に車を停めた。
参拝
ようやく大麻比古神社に到着。
ご神木は樹齢1,000年。
拝殿。
この日は2020年10月12日、早くも七五三の参拝をしているようだ。
奥宮への道
奥宮に続く道まで来たが、ここから90分もかかる(汗;)
前回は奥宮まで歩いたが、暑くてへばった。
摂社
境内には多くの摂社、末社が鎮座する。
めがね橋
その奥に、めがね橋がある。
この橋は、大正8年に作られました。ドイツ人俘虜収容所に収容されていたドイツ兵たちが、地域の人との自由な交流に感謝の気持ちを込め、母国ドイツの土木技術を生かして作った橋です。この橋は実際に渡ることができます。
第一次世界大戦のおり、この地にはドイツ人俘虜収容所があった。
収容されていたドイツ兵たちが、地域の人との自由な交流に感謝の気持ちを込め作った橋が、めがね橋だ。
今でも渡ることができる。
ドイツ橋
わざわざ奥宮まで登山しなくても、遙拝所が用意されている。
ドイツ橋に到着。
1919年(大正8年)4月初旬に着工し、同年6月末に完成した。橋の材料は和泉砂岩で、アーチの形式はローマ式の半円形で馬蹄形の石築アーチ橋となっている。内面で180個、全体で3000個の石が使用されており、その重さは195トンになる。
2004年(平成16年)1月30日に徳島県の文化財史跡に指定された。現在は保存のため、橋の上の通行はできなくなっている。
ドイツ橋 – Wikipedia から引用
こちらは渡れない。
天神社
参拝を終え、参道を戻る。
大鳥居の横に、天神社が鎮座する。
参拝を終え、先に進んだ。
感想
素晴らしい神社だ。
見事な参道、壮麗な社殿。
さらにドイツ橋のような見どころもある。
ぜひ参拝したい。
最高点の標高: 61 m
最低点の標高: 28 m
累積標高(上り): 64 m
累積標高(下り): -60 m
総所要時間: 00:43:50