岩木山神社とは
岩木山神社(いわきやまじんじゃ)は、青森県弘前市にある津軽国一宮だ。
創建は古く、780年とされている。
祭神は顕国魂神(うつしくにたまのかみ)、つまり大国主神(おおくにのぬしのかみ)
さらに多都比姫神(たつびひめのかみ)、宇賀能売神(うかのめのかみ)、大山祇神(おおやまつみのかみ)、坂上刈田麿命(さかのうえのかりたまろのみこと)のあわせて5柱で、岩木山大神(いわきやまおおかみ)と称しているそうだ。
岩木山の登山口でもある。
それにしても、日本百名山の岩木山は「いわきさん」なのに、なぜ岩木山神社は「いわきやまじんじゃ」と「やま」と読むのだろう。
謎だ。
参道
この日は宿泊していたホテルを車で出発し、岩木山登山に向かった。
実はホテルのすぐ上にも岩木山の登山口があるのだが、コースタイムが長いのでパス。
最もコースタイムが短い、スカイラインを使ったコースを目指したのだ。
そしてこのコースは、本来はこの岩木山神社がスタート地点となる。
8:48岩木山神社の駐車場に到着。
正面の鳥居の前が駐車スペースになっている。
鳥居を抜けると、長い参道が続く。
正面に見える岩木山が美しい。
途中に茶屋があり、足湯の看板が。
ソバ屋らしい。
楼門
さらに進むと、ようやく楼門が見えてきた。
入って左手に社務所がある。
祭りの準備をしているようだ。
幟を立てかけるのだろうか。
楼門はとても大きい。
1628年に建立され、国の重要文化財に指定されているそうだ。
その脇にある狛犬が、なぜか逆立ちしている。
反対側は、木登りしているようだ。
この狛犬は、玉垣狛犬(たまがきこまいぬ)と呼ばれている。
頭を上にした狛犬は金運アップのパワーを与えてくれて、逆立ちの狛犬は恋愛運アップのパワーを与えてくれると言われているそうだ。
一緒に写真を撮るといいらしいのだが、撮るのを忘れた(大汗;)
楼門には、武者像。
かなり古そうだ。
もともと寺の山門として作られたらしいので、仁王像が据えられていたのだろう。
明治の神仏分離により、この像に置き換えられたと思われる。
参拝
いよいよ拝殿にやってきた。
この神社は開運招福の神さまとして、信仰を集めている。
しめ縄が巨大だ。
開運、金運を願って参拝した。
白雲神社
先に進む。
多くの幟が立っている。
摂社の白雲神社への参道だ。
池の中に鎮座している。
浄化のパワーがあるそうだ。
厳かな気持ちになった。
散策
参拝を終え、境内を少し歩いてみた。
巨木の切り株。
登山道の入り口。
由緒書きでは、山頂まで4時間と書かれている。
吐水口があった。
岩木山からの湧水らしい。
かやぶき屋根の家。
さっきの土台に、幟を立てていた。
参道を駐車場に戻る。
この後、岩木山に登山した。
感想
素晴らしい神社だった。
立ち寄ってよかった。
ホテルから登山していたら、ここには立ち寄らなかっただろう。
コース選択が正解だったと言うことだ。
もちろんこの神社に寄れたことであって、決して登山道が楽だからではない(笑)