円明寺とは
須賀山正智院円明寺(すがざんしょうちいんえんみょうじ)は、愛媛県松山市和気町(えひめけんまつやましわけまち)にある真言宗智山派の寺だ。
四国八十八ヶ所霊場の第53番札所で、本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)
ここで「遍路」の文字が初めて記されている、現存最古の銅製納札が発見された。
四国八十八箇所霊場の53番札所となる寺院。聖武天皇の勅願により行基によって開基され、一時は七堂伽藍を備えた大寺として大いに栄えた。大正時代にはアメリカ人巡礼者により、四国霊場最古となる江戸時代初期の銅製納札が発見され、遍路の長い歴史を物語る貴重な資料となっている。境内には、キリシタン禁制時代に隠れキリシタンが礼拝したとされる十字架灯篭や、本堂の巨大な龍の彫り物などがあり参拝者の目を楽しませている。
駐車場
この日は石手寺に参拝した。
そこから車で、円明寺にやってきた。
最高点の標高: 78 m
最低点の標高: 5 m
累積標高(上り): 50 m
累積標高(下り): -94 m
総所要時間: 00:23:31
駐車場は無料で、とても広い。
参道
仁王門をくぐる。
この日は2020年4月15日と遅かったが、桜が満開だ。
鐘楼。
参拝
本堂に参拝する。
仏足跡と閻魔堂。
大師堂。
観音堂。
キリシタン灯籠
円明寺は隠れキリシタンを黙認していた。
境内には、マリア像が刻まれた灯籠がある。
大師堂左の塀ぎわにあり、高さ40cmほどの灯籠。キリシタン禁制の時代、この地方には信者が多くいて、寺では隠れ信者の礼拝を黙認していたようである。
参拝を終え、先に向かった。
感想
比較的狭い寺だ。
それでも広い駐車場が用意され、利便性が高い。
行基作の本尊や最古の納札、隠れキリシタンの灯籠など、見どころも多い。
ちょうど桜が見頃で、とても美しかった。