太山寺とは
龍雲山護持院 太山寺(りゅううんざんごじいんたいさんじ)は、愛媛県松山市太山寺町(えひめけんまつやましたいさんじちょう)にある真言宗智山派の寺だ。
四国八十八ヶ所霊場の第52番札所で、本尊は十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)
開基とされる真野長者、その長者が一夜にして御堂を建てたという縁起は興味深い。
長者は豊後(大分)でふいごの炭焼きをしていたが、神のお告げで久我大臣の娘・王津姫と結婚、いらい運が開けて大富豪となった。用明2年(587)、商いのため船で大阪に向かうとき大暴風雨に遭い、観音さまに無事を祈願したところ、高浜の岸で救われた。この報恩にと一宇の建立を大願し、豊後の工匠を集めて間口66尺、奥行き81尺の本堂を建てる木組みを整えて船積みした。順風をうけて高浜に到着、夜を徹して組み上げ、燦然と朝日が輝くころに本堂は建ち上がった。いらい「一夜建立の御堂」と伝えられている。
駐車場
この日は円明寺に参拝した。
そこから車で、太山寺にやってきた。
最高点の標高: 19 m
最低点の標高: 3 m
累積標高(上り): 18 m
累積標高(下り): -4 m
総所要時間: 00:05:36
山門前の駐車場に車を停める。
実はもっと大きな駐車場が坂の上にあるのだが、参道の初めから歩きたかったのでわざわざここに駐車した。
ここから本堂まで、570mある。
参道
仁王門をくぐる。
1305年に再建されたもので、国の重要文化財だ。
参道を歩いて行く。
駐車場までやってきた。
納経所の前を通過。
この坂が結構キツイ。
へんろ道の看板があった。
ようやく手水舎に到着。
三の門が見えてきた。
1683年に再建されたものだ。
参拝
本堂は国宝。
堂内から発見された墨書により嘉元3年(1305年)の建立と判明する。桁行7間 (16.38m)、梁間9間 (20.91m)[2]、屋根は入母屋造本瓦葺きで木造建築としては県下最大である。
内部はこんな感じ。
鐘楼は室町時代のもの。
護摩堂。
稲荷堂。
大師堂。
内部はこんな感じ。
本堂の上の段に上がってきた。
この上にある奥の院への道は通行止めになっていた。
桜が満開だ。
散った桜の花びらがハート型に集められていた。
なんとも小粋なことをする人がいるものだ。
下山
参拝を終え帰る途中で、良心市でいよかんを購入。
なんと5個入りで200円だった。
帰り道に、一畑薬師堂に参拝。
買ってきたいよかんをお供えした。
車に戻り、先に進んだ。
感想
とても広いお寺だ。
今回は二の門から歩いたが、上りということもあってなかなか歩きごたえがあった。
国宝や重要文化財が多く、歴史を感じさせてくれる場所だ。
今回は道が通行止めで奥の院には行けなかったが、いずれ歩いてみたい。
最高点の標高: 82 m
最低点の標高: 19 m
累積標高(上り): 78 m
累積標高(下り): -78 m
総所要時間: 00:28:25