高野山別格本山総持院とは
高野山別格本山総持院(總持院)(こうやさんべっかくほんざんそうじいん)は、和歌山県伊都郡高野町高野山(わかやまけんいとぐんこうやちょうこうやさん)にある宿坊だ。
四季折々の素材を活かした精進会席。バリアフリーにも配慮しております。
総持院は平安時代の開基という古刹だ。
本尊は、阿弥陀如来(あみだにょらい)
總持院は平安時代、久安年間弘法大師から二十八代目の山主、行恵総持坊の開基の古刹。代々の住職が同地において守り伝えて今に至っています。 細川家・相良家・土方家・亀井家・伊達石見守家等々、日本国中に広がる檀縁の地としては江戸・大阪・京都や肥後熊本、備後、伊勢菰野、などの縁地は申すに及ばず始祖、行恵総持坊出生の紀州伊都かつらぎ郷や河内・和泉の地からも今なお先祖の回向供養の所として参詣されています。
入口
2022年1月3日、この日は壇上伽藍に参拝した。
壇上伽藍の雪道で、おばあが転倒した(汗;)
決定的瞬間を撮影していなかった(笑)
笑い話で済んで、一安心だ。
そこから徒歩で、総持院(そうじいん)に向かう。
バス停で時刻表を確認するのを忘れているおばあ。
総持院に到着。
すばらしいところですね。
石庭がある。
館内
館内に入ると、レセプションルームで温かいお茶を淹れてくれた。
椅子が豪華絢爛で、皇帝になったような気分(笑)
お茶がおいしい、甘い生姜湯。
玄関の生け花も、お正月バージョンだった。
この日は町石道を歩いて九度山から高野山にやってきた。
お大師様も歩いた道だから、ありがたかったです。
風呂はレセプションの奥から2階に上がったところにあるそうだ。
部屋に向かう。
夕食は、左側の部屋だそうだ。
夕食は5時半と早い、むしろ俺には好都合(笑)
翌朝は本堂で、6時からお勤めがある。
渡り廊下の両側は雪景色で、ライトアップもあるようだ。
今回は2階の部屋なので、階段を上がる。
部屋
部屋は和室の10畳間。
床の間付き。
庭の見える部屋を指定して予約していた。
無料wifiもあるなど、およそ寺らしくない(笑)
残念なのは、コンセントが1ヶ所しかないことだ。
ヒーターのコードが邪魔くさいが、たぶん冷蔵庫は使わないのでその前に移動させた。
洗面台。
トイレは温水便座。
風呂はさっきの2階にあって、思ったより広くて快適だった。
大浴場
夕食
5時半になったので、夕食会場に向かう。
さすが宿坊ですので寒いです。
入口は開放されているので、当然寒い(苦笑)
部屋に入ると、いきなりついたて(苦笑)
入口が分からず、ウロウロ。
無事に(笑)席に着けた。
豆乳鍋?
寿司。
柿の葉寿司という感じです。
酸味が良く利いた。
盛り付けもお正月バージョン。
生麩のサラダ。
刺身の代替品のようだ。
精進料理なので、マヨネーズも豆腐由来のものだという。
普通のマヨネーズのコクを無くした感じ。
天ぷら。
鈍川温泉を思い出した。
鈍川温泉ではあられ揚げは芋の串揚げだったが、ここではゴボウだ。
しっかり塩味が効いていて香ばしくて、ゴボウの風味もしっかり生きています。
煮物。
ごはん。
デザート付き。
朝のお勤め
翌朝、朝のお勤めに向かう。
朝6時、まだ外は真っ暗だ。
鐘が鳴らされ、お勤めの開始だ。
本堂に宿泊者が集まってきた。
燈明を上げる。
読経が始まった。
般若心経。
読経が終わり、移動する。
住職の説教が長くて、閉口した(苦笑)
総持院は、永代供養を受け入れているようだ。
朝食
夕食と同じ席で、朝食をいただく。
湯豆腐。
意外と普通のメニューだ。
チェックアウトし、先に進んだ。