布引観音とは
布引観音(ぬのびきかんのん)は、長野県小諸市大久保(ながのけんこもろしおおくぼ)にある天台宗の寺だ。
正式には布引山釈尊寺(ぬのびきさんしゃくそんじ)といい、信濃三十三観音霊場の札所になっている。
本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)
「牛にひかれて善光寺参り」とは布引山釈尊寺に伝わる縁起書にある幻牛伝説で、むかし信心を持たないおばあさんが、自分が干していた布を角にひっかけ走り去る牛(観音様)を追いかけ、気が付くと長野の善光寺までたどり着いたことから観音様の導きだったと悟り、今までの欲張りで意地悪な心を悔い改めたと伝えられています。
釈尊寺 布引観音
長野県小諸市大久保2250
0267-23-0520
駐車場
2022年10月12日、前日は車山(くるまやま)に登山した。
宿泊していた白樺湖ペンションロックを車で出発。
布引観音(ぬのびきかんのん)にやってきた。
舗装されていないが、10台ほど停められそうだ。
最高点の標高: 1578 m
最低点の標高: 525 m
累積標高(上り): 222 m
累積標高(下り): -1181 m
総所要時間: 00:51:56
トイレ
由緒書き。
有名な「牛にひかれて善光寺参り」とは、この寺に伝わる縁起書にある幻牛伝説のことだ。
トイレが設置されている。
とてもきれいだ。
正式には布引山釈尊寺(ぬのびきさんしゃくそんじ)といい、信濃三十三観音霊場の札所になっている。
724年に行基により開基したと伝わる古刹だ。
現在の伽藍は、小諸藩主牧野康明によって再建された物だという。
参道
参道には、杖が用意されている。
「自己責任」の看板が怖い(苦笑)
険しい道で、早くもおばあに後れを取るおじい。
古小諸湖の堆積物による地層が露出したものだ。
まだまだ上りは続く。
牛岩まで歩いてきた。
牛が現れているそうだが、どこだか分からない(汗;)
山門に到着。
まだ上に行くの?
ここからお堂は、遙か上だ。
投入堂みたい。
参拝
到着です。
布引観音堂(ぬのびきかんのんどう)
「牛にひかれて善光寺参り」の説明看板。
社殿が岩にめり込んでいる。
白山社社殿 (はくさんしゃしゃでん)
この社殿は往時、御牧原の白山地籍よりここに移築されたと言われている。
一間社春日造、屋根は杮茸、破風、木連格子、鬼板の「ひれ」および水玉模様のような丸紋などは、大面取の柱とともに、室町時代中期を下らない時代の特徴を良く表している。
白山社社殿/小諸市オフィシャルサイト から引用
下廊下のようだ。
手掘りしたのだろう。
おばあのお気に入り、愛染明王。
この観音堂の中にある宮殿は、1258年に建立されたものだという。
この観音堂は、1592年に再建された物。
あまり下を見たくない(苦笑)
20m以上あるそうだ。
内部はこんな感じ。
下山
ここまで車で入れるようだ。
この穴は善光寺まで続いていると言われている。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 670 m
最低点の標高: 548 m
累積標高(上り): 210 m
累積標高(下り): -211 m
総所要時間: 00:51:51