原尻の滝とは
原尻の滝(はらじりのたき)は、大分県豊後大野市緒方町原尻(おおいたけんぶんごおおのしおがたまちはらじり)にある滝だ。
幅120m、高さ20mあり「東洋のナイアガラ」とも呼ばれ、日本の滝百選に選ばれている。
大分県豊後大野市にある「原尻の滝」は幅120メートル、高さ20メートルを誇り、
“東洋のナイアガラ”と称される「日本の滝百選」でもある「おおいた豊後大野ジオパーク」認定の大分県百景のひとつです。
平野にあるため気軽に立ち寄ることができ、吊り橋「滝見橋」を渡り滝の周りを一周することもでき、雄大な滝を見下ろすことができます。
[公式]道の駅 原尻の滝 から引用
原尻の滝
大分県豊後大野市緒方町原尻410
0974-42-4140
駐車場
2020年5月17日、この日は沈堕の滝(ちんだのたき)を歩いた。
そこから車で、道の駅原尻の滝にやってきた。
道の駅原尻の滝(はらじりのたき)は、大分県豊後大野市緒方町原尻(おおいたけんぶんごおおのしおがたまちはらじり)にある道の駅だ。
道の駅原尻の滝
大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
0974-42-4140
駐車場はとても広い。
滝見橋
道の駅のすぐ先に、原尻の滝(はらじりのたき)がある。
原尻の滝は幅120m、高さ20mあり「東洋のナイアガラ」とも呼ばれ、日本の滝百選に選ばれている。
木造の吊橋「滝見橋」が架かっている。
ここから原尻の滝を正面に見ることができる。
滝見橋は高さはないが、それなりにスリルがある。
大麦畑
この付近には大麦畑が広がり、キリンビールと契約栽培しているそうだ。
黄金色の畑が美しい。
原尻の滝を周回できるように、遊歩道が整備されている。
一宮八幡社、二宮八幡社
二宮八幡社(にのみやはちまんしゃ)に向かう。
二宮八幡社は「緒方三社(おがたさんしゃ)」のひとつだ。
二宮八幡社
大分県豊後大野市緒方町原尻501
「平家物語」によれば、緒方惟栄(おがたこれよし)は平家側についた宇佐神宮の焼き討ちなどを行った。
「緒方三社」は緒方惟栄が建造したと伝わり、この二宮八幡社はその緒方惟栄が祀られている。
緒方三郎惟栄は緒方郷を治めていた宇佐神宮の政策に不満を持ったのか
大胆にも八幡宮総本山である宇佐神宮の焼き討ちを行いました。
しかし、その時ケガを患ったのをきっかけに祭祀(さいし)に目覚め、三つの神社を
建造したと言われています。そのひとつが惟栄自身も祭られている二宮八幡社です。
すごい立派。
拝殿。
祭神は応神天皇で、緒方惟栄と大野泰盛も合祀されている。
内部はこんな感じ。
本殿。
摂社にも参拝する。
反対側にも摂社が鎮座する。
一宮八幡社
さらに先に、一宮八幡社がある。
けっこう斜度がキツイですね。
ネットで行けなくなっているかと思ったら、鹿よけのようだ。
神門が見えてきた。
緒方惟栄が現在の緒方町宮尾にある元宮から3本の矢を射て、1本目が落ちたところに一の宮社、2本目が落ちたところに二の宮社、3本目が落ちたところに三の宮社を、それぞれ建てたとされる。
一宮八幡社の拝殿。
祭神は、仲哀天皇。
摂社もある。
反対側にも、摂社が鎮座する。
登ってきたのとは別に、参道が延びていた。
しかし迷ったらいけないので(苦笑)来た道を戻ることにした。
道中に風情のある建物があった。
二宮八幡社の神門のすぐ横だ。
一の鳥居
原尻の滝まで戻ってきた。
滝の上流に、鳥居が建っている。
この鳥居は、二宮八幡社の「一の鳥居」だ。
源頼朝から大友能直(よしなお)が豊後守護職並びに鎮西奉行に任じられ、緒方氏は滅ぼされた。
その後、原尻の滝では洪水や暴風雨が相次いだ。
祟りではないかと恐れた大友能直は、二宮八幡社に緒方惟栄と大野泰基の霊を祀ったとされている。
滝の上部に遊歩道がつけられて、歩けるようになっている。
滝をすぐ上から見られるのは、珍しい。
滝壺
滝の対岸まで歩いてきた。
滝のすぐそばから見られて、大迫力だ。
滝壺まで下りていく。
原尻の滝を滝壺から見上げる。
なかなかの景色だ。
最初に渡った滝見橋をくぐる。
さらに先まで遊歩道が続いている。
道の駅原尻の滝
道の駅まで戻ってきた。
中に入ってみた。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 1332 m
最低点の標高: -4 m
累積標高(上り): 4544 m
累積標高(下り): -3523 m
総所要時間: 09:57:12