鉄道歴史パークとは
鉄道歴史パーク(てつどうれきしぱーく)は、愛媛県西条市の施設だ。
JR西条駅の駅前に位置し、四国鉄道文化館 北館・四国鉄道文化館 南館・十河信二記念館・観光交流センター の4つの施設からなる。
四国鉄道文化館
この日は、石鎚神社に参拝した後cafe Fugaでランチを済ませた。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/food/8979/
食後、車で鉄道歴史パークに向かった。
JR西条駅前の四国鉄道文化館の駐車場へ。
無料で利用できるので、ありがたい。
ひときわ大きな建物が、四国鉄道文化館の北館だ。
ところがこの日は水曜日。
残念ながら休館日で、入ることができなかった。
十河信二記念館
十河信二記念館も休館だ。
入館無料だけに、残念。
西条市観光交流センター
そこで、その向かいにある建物へ。
西条市観光交流センターだ。
ここは、入ることができた。
入ってすぐは、物産市になっている。
だんじり
その奥に、だんじりが展示されていた。
だんじりの説明。
高さは5mもあるそうだ。
だんじりといえば、大阪府岸和田のだんじりが有名だ。
こちらは細い路地を全速力で駆け抜けるスピード感とスリルが魅力だ。
一方、西条のだんじりは、川を舞台に行われるのが特徴だ。
だんじりは他にも各地にあるが、西条は日本一の規模を誇るという。
階段で中二階に上がることができ、だんじりを上から見ることもできる。
この大きさのだんじりが、この写真の数だけ揃うという。
その迫力は実際に見ると、さぞすさまじいだろう。
うちぬき
建物内には、うちぬきもある。
うちぬきとは、湧水のことだ。
西条市の南にそびえる石鎚山からの恵みの水だ。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/climbing/100meizan/610/
市内には自噴井が約3,000箇所あるそうだ。
このため中心市街地等には公共下水道は整備されているが、上水道は整備されない「計画外区域」となっている。
まさに、水の都といえる町だ。
西条の名水「うちぬき」 – 西条市ホームページ
西条市内には、広範囲に地下水の自噴井があり、これらは「うちぬき」と呼ばれており、その数は約3,000本といわれております。
その昔、人力により鉄棒を地面に打ち込み、その中へくり抜いた竹を入れ、自噴する水(地下水)を確保しました。この工法は、江戸時代の中頃から昭和20年頃まで受け継がれてきました。「うちぬき」の名の由来です。
現在は、鉄パイプの先端を加工し、根元に孔を開けたものをコンプレッサーによるエアーハンマーを使用して、地下水層まで打ち込み、地下水を取水しています。
「うちぬき」の一日の自噴量は約9万m3におよび、四季を通じて温度変化の少ない水は生活用水、農業用水、工業用水に広く利用されています。この「うちぬき」は、名水百選に選定されています。
名水百選に選ばれており、全国利き水大会で2年連続日本一なのだとか。
水の歴史館 おいしい水の要件 – 西条市ホームページ
「うちぬき」は「名水」で、しかも「おいしい水・安全な水」でもあるという恵まれた要件を備えています。
昭和60年(1985)、この「うちぬき」が環境庁(現環境省)により「名水百選」に選定されました。「名水百選」は、清澄な水で、古くから地域住民の生活にとけ込んでいる水を再発見することを目的として選定されたものですが、これによって市民は初めて「うちぬき」が全国的にも貴重なものであることを知り、誇りを感じるようになったのです。
平成7年・8年には、岐阜県揖斐川町において開催された“いびがわ”ミズみずフェスタ実行委員会が主催した“全国利き水大会”で2年連続全国1位のおいしい水に選ばれました。
ここでマップをもらい、水めぐりを楽しんだ。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/shikoku-walking/9178/
感想
休館日のため西条市観光交流センターしか入れなかった。
それでも、だんじりの本物を見ることができたのはいい体験だった。
日本一美味しい水を飲むこともできる。
四国鉄道文化館は有料のようだが、他の施設は無料で利用できるのも嬉しい。
JR西条駅前という抜群の立地でもあるので、ぜひ立ち寄りたい場所だ。