土佐加茂駅とは
土佐加茂は高知県高岡郡佐川町加茂(こうちけんたかおかぐんさかわちょうかも)にある、JRの駅だ。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。配線は一線スルーではなく、分岐側を下り列車が使用する。なお、分岐器の速度制限は下りが60km/h、上りは100km/hである。
駅舎は古い木造駅舎を縮小して作られた簡易なもので、その屋根は曲線状になっている。無人駅である。
旅客用のトイレが存在していたが2019年10月をもって使用停止となった
土佐加茂駅 – Wikipedia から引用
今回はこの土佐加茂駅周辺を歩くことにした。
苑でランチ
この日は自宅を車で出発し、苑にやってきた。
この日の日替わりランチは、塩鮭とチキンカツだ。
食後のコーヒーも付いていてゆっくりできるので、お気に入りのお店だ。
加茂の里
食後、車で加茂の里(かものさと)にやってきた。
自然・歴史・観光資源を再発掘し、地域の宝としてみんなで共有することで、地域への想いや景観維持の意識の醸成につなげる。環境を維持するための清掃等活動の充実や、ウォーキング等のイベントを小中学生や高校生とも一緒に開催する。また、地域の農産物のを使った料理や加工品、木工品の開発をすすめ「加茂のブランド」を目指す。さらに、日頃から気楽に集える場(喫茶、居酒屋、サロン等)の整備を行い、高齢者や障害者、子どももみんながつながり、支えあえる体制を整備する。
良心市もある。
JR土佐加茂駅
JR土佐加茂駅前まで歩いてきた。
のどかな雰囲気だ。
以前イノシシを見かけた場所にやってきた。
現在はいないようだった。
加茂神社
加茂神社にやってきた。
バス停は「宮の前」という、いかにもの名称。
多くの祭神を祀る加茂神社。その脇には、佐川町の銘木“一位の木”がある。 イチイは、サカキの代用ともなる。
参拝する。
境内に、佐川町の銘木になっているご神木の「一位の木」が立つ。
その横の木は雷が落ちたのか無残な姿になっているのに、立派に枝を張っていた。
その生命力に驚かされた。
大師堂
土佐加茂駅前の通りに戻ってきた。
大師堂に参拝する。
その先にパン屋さんができていた。
「こじゃんとはたら来家さかわ」という障害者の活動拠点のようだ。
1.事業所が実施する事業は、利用者が自立を目指し地域社会において共同して日常生活を営むことができるよう、当該利用者の身体及び精神の状況ならびにその置かれている環境に応じて、共同生活住居における食事の提供、相談その他日常生活上必要とされる支援、援助等を適切に行うものとする。 2.事業実施にあたっては、利用者の意志及び人格を尊重して、常に利用者の立場に立ったサービスの提供に努めるものとする。 3.事業実施にあたっては、地域社会との結びつきや関わりを重視し、市町村、他の障害福祉サー美事業者その他の保健医療サービス及び福祉サービス等を提供する者との連携に努めるものとする。
レストランのような建物は、利用者の食堂だった。
リュウゼツラン
リュウゼツランが花をつけていた。
ちなみにテキーラはサボテンではなく、このリュウゼツランのお酒だ。
テキーラはサボテンが原料のお酒ではありません。
テキーラでは「アガベ」が主な原料として使われています。聞きなれない言葉ですが、アガベとは、サボテンと同じ多肉植物の一種。
とはいえサボテンの仲間というわけではなく、リュウゼツランと呼ばれる大型の植物の仲間です。
見た目も特にサボテンに似ているわけではなく、強いていうならアロエに似ているでしょうか。このアガベの葉を切り落とし、ピニャと呼ばれる茎部分を絞ったものがテキーラの主な原料となり、サボテンは一切使われません。
花をつけるのは珍しいらしい。
小荒井さんによるとリュウゼツラン科の植物は、メキシコなど中南米に自生しており、自宅で30年以上育てているが、開花したのは2度目だという。
10年ぶりに咲いた!リュウゼツランの花-小荒井万千子さん宅-:私とガーデニング:福島民友新聞社 みんゆうNet から引用
海津見神社
海津見神社(わたつみじんじゃ)にやってきた。
ここには、宇治谷川一枚大石橋という巨岩が置かれている。
佐川町指定文化財だそうだ。
この大石を用いた橋は、江戸時代の終わりごろ、加茂地区を通り高知から松山に通じる松山街道の宇治谷川に架けられていたもので、「一枚岩の大石橋」として旅人や道行く人々により広く世間に知らされていた。
この巨石は加茂本村の山中で発見され、大型機械の無かった時代、多くの村人が駆り出され、力を合わせ運び出されて架けられた。
死者も出たといわれるこの難工事を、見事に完成させた住民の苦労がしのばれるが、同時に、この大石橋は当時の道路事情を物語る証としても貴重なものである。
右の側面に竣工した「嘉永四年(1851)辛亥春成」の文字が刻まれている。
六所神社
六所神社に到着。
紅葉していた。
汽車
さらに歩いて行くと、ヒマワリなど花がたくさん咲いていた。
踏切を渡る。
ちょうど汽車が通過した。
土讃線は電化されていないので、「電車」ではなく「汽車」が正しい(苦笑)
北添倍磨
擁壁に「北添倍磨」と書かれた壁画があった。
池田屋で新撰組に暗殺された勤王志士だそうだ。
JR岡花駅から国道を外れて西へ800mほど進むと右山手の畑地に灌木に囲まれた細い柱状の碑がある。ここが誕生地だ。碑の正面には「贈従四位 北添佶磨先生誕生之地」と刻記されており、昭和44年3月に建立された。邸跡の現況は畑地となり、邸を語るものは何もない。碑の脇に数行の佶磨の経歴と、彼の和歌「おもひきやなき数にだに入らずして又も都の春に遭ふとハ」が彫られた二つの小さな碑があるだけだ。
知らなかった(汗;)
お堂に参拝。
若宮神社
若宮神社に到着。
階段でへばってしまった(汗;)
帰路
ここから、土佐加茂駅に向かって戻っていく。
けっこう盛りだくさんだった。
感想
久しぶりにこのあたりを歩いたが、初冬で日差しが暖かく、気持ちのいい散歩になった。
花も思った以上に咲いていて、周辺の住民に感謝だ。
今回は初めてAdobe Premier Proで編集、静止画の書き出しを行い、それをMars Editでblogにしてアップロードしてみた。
google photoが来年から有料化されることを踏まえてテストしてみたのだが、思った以上に苦戦した。
静止画は4K画像から切り出しているので従来よりきれいになったが、時間がかかりすぎる。
もう少し工夫してみる必要がありそうだ。
最高点の標高: 50 m
最低点の標高: 14 m
累積標高(上り): 250 m
累積標高(下り): -250 m
総所要時間: 02:35:35