龍王峡とは
龍王峡(りゅうおうきょう)は栃木県日光市藤原(とちぎけんにっこうしふじはら)にある峡谷だ。
海底火山の活動によって噴出した火山岩が鬼怒川で侵食されてできた渓谷が約3kmに渡り続いている。
今から2,200万年もの昔、海底火山の活動によって噴出した火山岩が、
鬼怒川の流れによって侵食され、
現在のような景観になったといわれる「龍王峡」。
その名の通りまるで龍がのたうつ姿を思わせるような迫力のある大景観は、
山間のいで湯、川治温泉と鬼怒川温泉の間、約3キロに渡ります。
ことに「むささび橋」からの眺めは、この渓谷でのハイライト。
巨岩と清流とがおりなす自然の芸術品が眼前に広がります。
龍王峡 – 日光国立公園 から引用

駐車場
2021年10月7日、この日は旅籠屋日光鬼怒川店に宿泊していた。

そこから車で、龍王峡(りゅうおうきょう)にやってきた。
駐車場は無料でとても広い。
遊歩道
入口にある立ち枯れた木の洞の中に龍王観音が鎮座する。
鳥居を抜けていくのが歩行順路入口のようだ。
案内看板でルートを確認。
龍王峡は白龍峡、青龍峡、紫龍峡の3つのエリアに分かれるが、今回は一番下流側の白龍峡を歩くことにした。
約1.6kmの道のりとなる。
虹見の滝
虹見の滝が見えてきた。
虹見の滝には晴れた日には美しい虹が架かるそうだ。
野沢からの清流が、晴れた日には陽光に輝き美しい虹を架け、虹見の滝となって鬼怒川に流れ落ちて行きます。
あいにくこの日は小雨交じりのお天気(;涙;)
五龍王神社(ごりゅうおうじんじゃ)が鎮座する。
断崖の上に立つ龍王神社。鬼怒川・川治のふたつの温泉の守護神、御神体龍神像がまつられています。
見下ろすと、鬼怒川(きぬがわ)が美しい。
虹見橋
遊歩道を進み、虹見の滝の上流部にやってきた。
虹見橋までやってきた。
虹見橋から鬼怒川を見下ろす。
虹見橋の上からは、虹見の滝と五龍王神社を一緒に見ることができる。
むささび橋
対岸に渡り、遊歩道を進む。
多くの滝が落ちているのがよく見える。
むささび橋まで歩いてきた。
昭和52年竣工の吊り橋だ。
むささび橋からの眺めは素晴らしい。
なかなか幽玄な世界だね。
帰路
お茶屋には立ち寄らず、戻ることにした。
このあたりはミズバショウ群生地だそうだ。
かめ穴に到着。
甌穴(おうけつ)のことだ。
まだ川底だった頃、穴になっている部分の岩質が、流されてきた石より柔らかかったため、渦巻きの流れの中で石が臼の働きをして造られたものです。
しかしどこか分からない(汗;)
たぶんアレのことだと、自分を納得させた。
分岐点から線路を渡って戻ることにした。
龍王峡駅が見えてきた。
高知県の駅のような小さな駅だが、複線なのでさすが栃木県(苦笑)
せっかくなので、龍王峡駅に入ってみた。
車で先に進んだ。
