仙龍寺とは
仙龍寺(せんりゅうじ)は、愛媛県四国中央市新宮町馬立(えひめけんしこくちゅうおうししんぐうちょううまたて)にある寺だ。
四国別格二十霊場十三番札所、四国三十六不動尊霊場二十六番札所で、本尊は弘法大師。
時は嵯峨天皇の御代に当たる平安時代の初期、弘仁6年(815年)の事でございます。
御歳42歳を迎えられました弘法大師様は、不思議なお力に導かれるかの如く当山を訪れられたのでございます。
その際、山の神々をお祀りされていた法道仙人様よりこの地を譲り受けられました。
お大師様は山の金剛窟に御篭りになられ21日間、護摩修業されたのでございます。
その後、この地に住む人々から[お山に棲む龍の神様]と信仰されていた瀧沢大権現様と開運不動尊、そして自らの御姿を彫刻され御本尊としてお祀りされたのでございます。
それ以降当山は「龍の棲む霊山 仙龍寺」として、或いは「開運厄除」「虫除五穀豊穣」のお寺として、多くの信者様から慕われるに至りました。
四国別格二十霊場 第13番 仙龍寺
〒799-0301 愛媛県四国中央市新宮町馬立1200
0896-72-2033
秘密基地?!四国別格二十霊場仙龍寺に参拝してきた!そこはジブリ映画から抜け出したよう!【旅行VLOG、レビュー】長い長い板の間!樹齢300年以上の巨木!四国八十八箇所霊場第65番札所三角寺の奥の院!
駐車場
2024年6月8日、この日は道の駅 霧の森(みちのえき きりのもり)に宿泊していた。

チェックアウトして、車で仙龍寺(せんりゅうじ)にやってきた。
四国八十八箇所霊場第65番札所三角寺の奥の院だ。

駐車場は国道319号線沿いに10台ほど停められそうだ。
参道
まるで秘密基地のようだ(笑)
真言宗大覚寺派の寺。
かつては三角寺と一体であり、その大師堂であった。
今は分離独立し、その奥の院となっている。
参道を流れる川は、渓流。
大木が並ぶ。
目通り5.4m、樹高約40m、樹齢300年以上。
建物は、まるでジブリのアニメに出てきそうだ。
四国三十六不動尊霊場二十六番札所。
暗くて見えにくいが、この奥に滝が流れている。
奈良時代に法道仙人がこの地に居を構えたことに始まるとされる。
弘仁6年(815年)空海(弘法大師)が42歳の時にこの山を訪れた。
法道仙人よりこの地を譲り受け、厄除と虫除五穀豊穣の護摩修行を21日間行ったとされる。
修行満願成就の後に空海は自身の姿を刻んだと言われ、この本尊は「厄除大師」または「虫除大師」と呼ばれるようになった。
「開運厄除」「虫除五穀豊穣」のお寺として、多くの信者様から慕われる。
由緒書き。
山号は金光山(きんこうざん)、院号は遍照院(へんじょういん)、寺号は仙龍寺(せんりゅうじ)
弘法大師は岩窟に瀧沢大権現と、開運不動尊を勧請した。
厄除と虫除の二つの誓願を立て、岩窟にこもって21日間護摩の修行をした。
自らの姿を刻んだのが、本尊となっている。
本堂
本堂は昭和9年に竣工した。
参拝は、本堂の階段を上がっていく。
本堂は撮影禁止だが、他はOKだった。
ここから見る景色が素晴らしい。
食堂では法事をしているようだ。
さらに探検していく(笑)
トイレに行く廊下が凄い。
トイレの手洗いが、手柄杓。
国道から見えた壁面があれだ。
夜だと来るのが怖い。
風呂があった。
仙人堂
奥の石段を上がってみた。
その上に、さらに石段が(汗;)
どうやら、この先に弘法大師が修行した岩窟があるようだ。
突然、現れました。洞窟です。どうやらここみたいですね。登ってみましょう。
洞窟の内部へ。洞窟の中は水滴がぽたぽた、ひんやりしています。
第65番奥之院 仙龍寺 から引用
しかし遠そうなので、今回はここで戻ることにした。
仙人堂に向かう。
仙人堂は、法道仙人を祀っている。
その上が、弥勒堂。
無事に下りてきた。
不動尊は目の前なのに気づかないおじい。
車で先に進んだ。
