洞窟観音とは
洞窟観音(どうくつかんのん)は、群馬県高崎市石原町(ぐんまけんたかさきしいしはらまち)にある人工の洞窟だ。
洞窟観音・徳明園は、
創設者山田徳蔵が「財を私せず」の精神に基づき
世の為、そして人々の拠り所となるよう、
たった一人で創り上げた巨大芸術作品です。
宗教法人ではありませんが、
観音信仰という観点で創設された
『観光参拝場』といえます。
洞窟観音
〒370-0864 群馬県高崎市石原町2857 山徳記念館
027-323-3766
45年かけて手掘りされた奇跡の人工洞窟!洞窟観音を歩いてみた!【旅行VLOG、レビュー】6000坪の日本庭園『徳明園』も見応えあり!39体の観音像が安置されている洞内は夏でも寒いくらい!
駐車場
2024年9月5日、この日は高崎白衣大観音(たかさきびゃくいだいかんのん)に参拝した。
そこから車で、洞窟観音(どうくつかんのん)にやってきた。
駐車場はとても広い。
洞窟
入園料は900円。
さっそく洞窟に入る。
1919年から1964年までの間、手作業により洞窟を掘削した。
洞内は寒いくらいだ。
約400mの洞窟内に、39体の観音像が安置されている。
進んでいくと、大空間が広がっていた。
観音像39体は、石彫の名工「高橋楽山」が彫刻した。
高崎市の呉服商だった山田徳蔵氏が手作業で掘削した。
浅間山などから巨石銘石を配している。
枯山水?
以前はさらにこの奥に入れたようだ。
これを手掘りしたというのに驚く。
戦時中は陸軍が物資貯蔵庫として借り上げていた。
本当は800mまで掘り進みたかったそうだ。
「財を私せず」の精神で、高崎観光振興と洞窟観音一周が札所巡りと同じご利益があるようにとの思いから、私財のすべてを投げ打ち採掘した。
外に出ると暑い。
徳明園
瓦塔(がとう)があった。
日本一の瓦塔を思い出した。
洞窟観音創始者山田徳蔵氏の顕彰碑。
日本庭園も見学できるので、行ってみることにした。
なかなかの公園じゃないですか、これ。
6000坪あるそうだ。
洞窟観音掘削時に出た土砂を盛って造園された。
造園は明治神宮庭園にも関わった「二代目後藤石水」による。
「浦島の池」を中心とした池泉回遊庭園。
瀧見観音。
笑い鬼。
これだけでお金取れるレベルじゃないですか。
風穴、氷穴は350円だった。
最初、900円は高いな、と言ってたんですけど、当然そのくらいはするだろうな、という規模でした。
紅葉の時期はきれいそうだ。
石庭は山田徳蔵氏が生まれ育った新潟県柏崎市の八石山の風景を再現しているそうだ。
「浦島太郎」像は楽山の生涯における名作の一つと云われる作品。
防空壕。
JR東海のCM撮影に使われたそうだ。
車で先に進んだ。