雄山神社 中宮祈願殿とは
雄山神社(おやまじんじゃ)中宮祈願殿(ちゅうぐうきがんでん)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺(とやまけんなかにいかわぐんたてやままちあしくらじ)にある神社だ。
立山を神山と仰ぎ、山麓芦峅寺に立山雄山神(立山大宮)、剣岳の刀尾神(立山若宮)の両権現を奉斎する根本中宮をはじめ壮大なる神社仏閣が建立され、岩峅寺にも社殿が建てられて、年中の諸祭礼を怠りなく奉仕したのである。
御由緒 から引用
雄山神社 中宮祈願殿
〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺2
076-482-1059
立山登山者は必ず参拝しなければならない!雄山神社中宮祈願殿参拝ガイド【旅行VLOG、レビュー】雄山神社3社の中宮!女人禁制時代の最終地点!越中国一宮とされ神仏習合時代の名残を色濃く残す!
駐車場
2024年10月9日、この日は立山あるぺん村でランチを済ませた。
そこから車で、雄山神社(おやまじんじゃ)中宮祈願殿(ちゅうぐうきがんでん)にやってきた。
道路脇に3台ほど停められそうな駐車場がある。
立山博物館の広い駐車場を利用できる。
歩きたいので、表参道側の駐車場を選んだ。
境内
由緒書き。
祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
日本三霊山の立山を神山と仰ぐ雄山神社(おやまじんじゃ)中宮(ちゅうぐう)だ。
越中国一宮とされる。
境内は2万坪ある。
ここに来る前に、前立社壇(まえたてしゃだん)に参拝してきた。
明日立山に登山するので、山頂の峰本社(みねほんしゃ)に参拝すれば雄山神社3社に全て参拝したことになる。
手水は1km先の水神社境内に湧き出る石清水だという。
岩峅寺及び芦峅寺の「峅」と言う文字には「神様の降り立つ場所」の意味がある。
かつて中宮寺(芦峅寺)と呼ばれた神仏習合の施設で、仏像が置かれている。
立山博物館に駐車場がある。
1200年ほど前、大伴家持(おおとものやかもち)が「神が住む山」と歌に詠み、日本三霊山とされる立山は、死者の霊が集まる浄土と地獄の山として江戸時代に隆盛を極めた。
芦峅寺の信徒は諸国配札檀那廻りを行い、立山の縁起図や立山牛王紙、そして薬草や薬紛などを配置し、翌年に代金を受け取っていた。
越中売薬の起源とされる。
神橋を渡る。
樹齢500年を超える杉木立だ。
戸隠みたいだね。
社殿
立山は富士山、白山と共に日本三霊山のひとつとされる。
祈願殿には神仏習合時代の立山信仰の伝統を守り、お燈明が灯る。
女人禁制の時代には、女性が立ち入る事が出来た最終地であった。
立山大宮。
境内奥に鎮座し、西本殿と呼ばれる。
祭神は立山権現伊弉那岐大神、相殿として文武天皇・佐伯宿祢有若を祀る。
立山信仰の中心施設として威容を誇ったが、明治初年の落石で破壊されてしまった。
クマ?
「くたべ」かも知れない。
立山の開祖佐伯有頼の御廟。
大宝元年(701年)に開山された。
立山若宮。
現在の社殿は1588年の再建と考えられている。
祭神は刀尾天神(天手力雄命)・稲背入彦命・佐伯有頼命。
立山登山をする者は必ず参拝することとされた。
東本殿と呼ばれる。
立山博物館まで歩いてきた。