外泊石垣の里とは
外泊(そとどまり)石垣の里は愛媛県南宇和郡愛南町(えひめけんみなみうわぐんあいなんちょう)にある集落だ。
石垣が続く景観で知られる。
入江に面した急斜面には民家が山の中腹まで続き、それぞれの民家は、台風や季節風から家や暮らしを守るため、軒に達するほどの石垣が整然と積み上げられています。
その景観から石垣の里として知られ、独特の家並みを形成するこの集落は 「日本の美しいむら農林水産大臣賞」や「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選ばれています。
また平成19年(2007年)には、財団法人 古都保存財団の「美しい日本の歴史的風土100選」にも選ばれ、日本を代表する石垣文化の一大景観地となっています。
外泊石垣の里
〒798-4208 愛媛県南宇和郡愛南町外泊236
0895-72-7315
マチュピチュみたい!?愛媛県の隠れた絶景スポット石垣の里を徹底解説【旅行VLOG、レビュー】四国八十八景などに選ばれている一度は歩いてみたい歴史の町!漁に出た夫を気遣う「遠見の窓」は必見!
外泊集会所
2025年2月27日、この日は愛媛県南宇和郡愛南町(えひめけんみなみうわぐんあいなんちょう)にある紫電改展示館(しでんかいてんじかん)を見学した。

そこから車で、西海半島(にしうみはんとう)を走る。
愛媛県最南端の半島だ。
外泊(そとどまり)集会所に到着。
集会所の駐車場を使わせてもらった。
外泊集会所
〒798-4208 愛媛県南宇和郡愛南町外泊208
観光客の休憩所として開放されている。
館内ではひな人形を展示していた。
さすが石垣の里、石のひな人形もあった。
トイレが使えるのがありがたい。
観光マップをもらった。
ここから石垣の里を歩いて行く。
遠見の窓
おじいの大好きな階段ですよ。
おじいはどこまで行けるでしょうか?
外泊(そとどまり)集落は『石垣の里』として「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」、「美しい日本の歴史的風土100選」、「日本の美しいむら農林水産大臣賞」、四国八十八景44番に選定されている。
幕末に中泊地区の人口が増加し、分家移住がなされ、地名を「外泊」と名付けた。
急峻な地形に石垣を築き、家屋を建てた。
台風や冬の強い季節風から守るために、家によっては軒に達するほどの高さの石垣で囲まれている。
まるでお城の石垣のよう。
能登の白米千枚田(しろよねせんまいだ)を思い出した。

早くも息が切れました。
石垣がずっと続いている。
マチュピチュのようだ。
高さは3m以上ありそうだ。
これが「遠見の窓」なんじゃないかな?
「遠見の窓」とは漁労の様子が見えるようにつけられた凹みのこと。
集落は漁業が主産業で、女性は家で家事を行いながらその様子を台所から確認していたという。
だんだん館
5mくらいあるよねこれ。
ここがだんだん館っていうところ。
坂道を登りながら集落を縫うように見て回ることができ、登った先には訪れた人をもてなす憩いの施設「だんだん館」がある。コーヒーや軽食をとりながら眼下に広がる石垣の家並みと宇和海をゆっくりと楽しむこともできる。
休館中だった。
だんだん館
〒798-3700 愛媛県南宇和郡愛南町外泊252
0895-82-0311
コーヒーや軽食をとることができるそうだ。
石畳だが滑り止めをして歩きやすい。
ここはトレッキングシューズ推奨。
東屋があった。
土地を平らにしようとしたら、石は土の中からいくらでも出てきたそうだ。
畑は女の仕事で、男は漁に出ていた。
石垣は細いが意外と崩れない。
当然だが車は入れない。
そのため残った。
現在も人が住んでいる。
「石垣は 人のまことの つみかさね」
下りることにした。
若宮天満神社
ここまで車が入れる。
ニュージーランドのダニーデンにある、かつて世界一傾斜がきつい坂道ボールドウィン・ストリート(Baldwin Street)を思い出した。

段々畑の方まで歩いてきた。
神社に向かう。
この神社はGoogleマップで「名称不明の神社」となっていた(苦笑)
若宮天満神社にやってきた。
お城だと言っても信じるね。
若宮天満神社
〒798-4208 愛媛県南宇和郡愛南町外泊
車で先に進んだ。
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