田沢湖とは
田沢湖(たざわこ)は、秋田県仙北市の湖だ。
水深が423.4mと、日本で最も深い湖として知られる。
水深の深さのため、真冬でも湖面が凍りつかないそうだ。
Orae
この日は八幡平に登山(散歩?)し、車で田沢湖に向かった。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/climbing/100meizan/8199/
ちょうどお昼時になったので、googleマップでお店を検索。
湖畔のお店を見つけた。
それが、Orae(おらえ)だ。
地ビールのお店らしい。
駐車場に到着。
意外と空いていて、少し不安になる。
思ったより大きな建物だ。
店内も、とても広い。
韓流ドラマのロケ地だったらしい。
定食のような物を頼んでみた。
ポークピカタのようだが、むちゃくちゃおいしい。
野菜も地元のものなのか、とても美味しかった。
地ビール工場らしく、店の奥に設備があってガラス越しに見ることができる。
かなり大規模だ。
車なので飲めないのが残念だ。
トイレを借りる。
御座石神社
レストランを出て、御座石神社(ござのいしじんしゃ)に立ち寄った。
社名は、慶安三年(1650)に秋田藩主・佐竹義隆が田沢湖を遊覧した際に、岩に腰を掛けて休んだことに由来するそうだ。
祭神は、事代主神(ことしろぬしのかみ)、綿津見神(わたつみのかみ)、龍子姫神(たつこひめのかみ)だ。
この龍子姫神は、辰子伝説の辰子姫だ。
御座石神社 / 秋田県仙北市
昔、神代村の神成沢に辰子と云う名の類まれな美しい娘が暮らしていた。
自分の美貌を自覚した辰子は、いつまでも若く美しくありたいと思うようになる。永遠の美しさを得るために、村の背後にある院内岳の大蔵観音に百夜の願掛けを行う。
百日目の夜、観音様が現れ「それ程までに永遠の美しさを願うなら、山の北に湧く泉の水を飲むと良い」と示し、辰子はそのお告げに従って、泉の水を飲み始めた。
ところが、飲めば飲むほど喉が渇き、いくら飲んでも喉の渇きが消えない。
ついに辰子は腹ばいになり、水の面に口をつけて飲み続け、辰子の姿はいつしか龍へと変化してしまった。
自らの身に起こった報いを悟った辰子は、田沢湖に身を沈め、田沢湖の主とり暮らすようになったと云う。
美の神様として知られる。
駐車場に到着。
茶店が営業していた。
由緒書き。
社務所。
鏡石に向かう。
ご神木。
参拝する。
厄除けの球を売っていた。
めずらしい。
潟頭の冷泉
御座石神社の境内に、たつこ姫の像が建っていた。
そこで、辰子が飲んだという泉まで行ってみることにした。
潟頭の冷泉(かたがしらのれいせん)と言うそうだ。
飲めば美人になりそうだが(笑)、ちょっと飲めそうもない状態だったのが残念。
田沢湖
御座石神社の参道は、道をはさんで田沢湖に続いている。
周辺の地図。
田沢湖に出てみた。
水がきれいだ。
車で出発する。
この他に、たつこ像が観光名所らしい。
残念だが、時間的にここはパスして今夜の宿泊先を目指した。
感想
当初は予定していなかったが、お昼時と言うことで検索して立ち寄ってみた。
日本一の水深を誇ると言うこもあり、また美しい景色も楽しめてよかった。
地ビール工場のレストランも、大満足だ。
時間が無く、観光スポットのたつこ像を見られなかったのは残念。