小富士山とは
小富士山(こふじやま)は、高知県高岡郡佐川町(こうちけんたかおかぐんさかわちょう)にある里山だ。
標高は207m。
佐川町東部の加茂地区。
標高207mの小富士山が訪れる人々を出迎えてくれます。秋になると、この名山に向かって長さ約1キロものコスモス通りが現れます。地元の人たちの手で大切に育てられてきた小川堤のコスモスです。
春には、牧野博士が愛したバイカオウレンの群生も見ることができます。花を愛でながらの散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。
諏訪神社
この日は自宅を車で出発し、杉やでランチ。
https://niyodogawa.org/blog/niyodogawa/gourmet/19216/
食後、諏訪神社(すわじんじゃ)に向かった。
祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)
日本神話で、大国主命の子。武神としての性格をもつ。武甕槌神(たけみかづちのかみ)らが葦原の中つ国の国譲りを大国主命に迫ったとき、大国主命の命令で武甕槌神と力比べを行ったが敗れて信濃諏訪湖に逃れ、この地から出ないと誓った。諏訪大社の祭神。
コンクリート製の鳥居と扁額。
拝殿。
本殿。
拝殿左に、大楠が立つ。
樹齢800年の大木だ。
案内板によれば、大クスが生を受けたのは平安末期、源平合戦の頃と考えられているようだ。諏訪神社の御神木ということだが、クスノキと諏訪神社とでは、どちらが先に、ここに陣取ったのか。そのあたりについては書かれていない。
クスノキは、大岩にどっかと乗っかり、力強い根張りを示している。低地側1.3m地点で測れば、周囲は10mくらいありそうだ。
なかなか力強い姿のクスノキである。
佐川の大樟 から引用
岩神社
参拝を終え、用水路沿いを歩く。
岩神社は、この手前にある。
小高い丘になっている。
鳥居正面には、道はない。
内部はこんな感じ。
摂社。
その奥の巨岩がご神体のようだ。
反対側がどうやら表参道のようだ。
徳弘神社
参拝を終え、車道を歩いて行く。
小富士山登山口の看板を左折する。
坂道を上がったところに、4つの祠が鎮座する。
正面が大神宮、後の左が白鳥神社、そして後の右が徳弘神社だ。
さらにその奥に、山神。
射撃場
さらに坂道を上がっていくと、射撃場があった。
定休:要請開場 スキート・アメリカントラップ兼用×1
佐川射撃場 から引用
その隣りに石段があり、祠が鎮座する。
何を祀っているかは分からない。
ここから射撃場を見下ろすことができる。
小富士山登山口
さらに先に進む。
ここからは未舗装路だ。
だいぶ道が荒れてきた。
小富士山登山口の看板から林道を離れ、登山道になる。
5分ほど急坂が続く。
秋葉様しだれ桜の看板が立った木があった。
秋葉神社からもらってきたのだろう。
秋葉神社は、火産霊命(ほぶすなのみこと)を祀り防火の信仰がある。平家の落武者佐藤清岩が遠州秋葉山から勧請して岩屋で祀り、次に法泉寺、関所番市川家で祀った後寛政六年(1794)ご祭神が市川家から現在の秋葉神社にご遷座の際、毎年、ゆかりのある岩屋神社、市川家、法泉寺、中越家にご神幸を決定しました。本来、旧暦の1月18日が御祭神日でしたが現在は2月11日(建国記念日)が秋葉祭りです。神輿つき役者70人、本村、霧之窪、沢渡の三集落からホラ貝を響かせて集まってきた役者84人、役員その他で総勢200人になります。この中には祭りの花形鳥毛ひねりや、中太刀、小太刀その他のはなやかないでたちの若者がいます。それらが先払いの鼻高面を先頭に、笛、太鼓、鉦の囃子で3キロの山径を早朝から夕方にかけてっゆっくりと練り歩く土佐三大祭りの一つです。
秋葉まつり|仁淀川町 から引用
小富士山
山頂に到着。
この看板では標高204mとなっている。
ここに石鎚神社が鎮座する。
展望所の看板があったので、そちらに行ってみた。
しかし樹木が生い茂り、展望が利かない。
どうも50mほど下らないといけないようだ。
展望は諦め、プラケースを利用したベンチで休憩することにした。
下山
しばらく休憩し、下山開始。
登山口まで下りてきた。
開山記念碑には、大正15年と刻まれていた。
元来た道を戻る。
徳弘神社まで戻ってきた。
ゴルフ大学
竜神と書かれた石碑の前を通過。
坂道を上がっていく。
ゴルフ大学という練習場の前を通過。
ゴルフ大学は、高知県中部の高知県高岡郡佐川町三野にあるゴルフ練習場です。最寄り駅はJR土讃線の佐川駅になり、佐川駅から徒歩約18分程度でこの練習場に着きますので、鉄道を利用して行くことが可能です。
ゴルフ大学の詳細[じゃらんゴルフ] から引用
国道33号線に出た。
国道から右に折れるところに、小富士山登山口の看板が出ていた。
この前は何度も通っているのだが、いままで全く気がつかなかった(汗;)
感想
この日まで小富士山は存在も知らなかった。
たまたまネット検索で見つけて、歩いてみた。
おもったよりきれいに整備されており、歩きやすい。
手軽にハイキングができるので、おすすめだ。
頂上から展望がないのが残念だが、展望所まで下れば佐川町の旧市街地が半分ほど見られるそうだ。
佐川町に来たら、一度登ってみるといいだろう。
最高点の標高: 202 m
最低点の標高: 70 m
累積標高(上り): 206 m
累積標高(下り): -206 m
総所要時間: 01:48:04