黒森山 ⇒ 仁淀川の背景にそびえるどっしりした山塊

黒森山

黒森山とは

黒森山(くろもりやま)は高知県吾川郡仁淀川町にある。 越知(おち)の町中からもその姿が望め、山頂にアンテナがあることからすぐに見分けられる。 標高は1,017mと低いのだが、周囲は1,000mに満たない山ばかりなので存在感は抜群だ。 仁淀川のバックにそびえる姿も美しい。
黒森山黒森山は、昔(約1300年前)修験者の道場であったと伝えられ、山頂には熊野蔵王権現を奉った黒森神社があります。山頂付近の町有地は、水源涵養や景観保全のため、平成21年度から越知町と高知県森と緑の会、仁淀川漁協などが協力して自生の樹木の再生や紅葉樹などが植えられています。
黒森山から引用

七彩舘でモーニング

この日は日曜日。 七彩舘のオープンに合わせ、7:30にモーニングを食べに行った。 ここは紙の博物館に隣接し便利で、味も良いことからランチでもよく利用している。
成山とは 成山(なるやま)は高知県吾川郡いの町にある。 いの町の町のすぐ北側に位置し、町から見上げることができる。 この場所は土佐...
頼んだのは和風モーニング。 これにコーヒーが付いて600円なので、コスパも素晴らしい。 開店直後の早い時間帯だったがすぐに満席になっていたのも当然だろう。
七彩館とは 七彩館(しちさいかん)は、高知県吾川郡いの町幸町(あがわぐんいのちょうさいわいちょう)にある喫茶店だ。 いの町の中心市街地に...

登山口へ

モーニングを済ませ、車で横畠に向かう。 車を停めたのは、横畠小学校があった場所だ。 バス停がある。 さらに向かいは公民館という、町のへそのような場所だ。 しかし小学校は廃校となっている。 さらにここはとても広いので、車を停めても大型バスが来たとしても問題なさそうだ。 ここは虹色の里として、地域ぐるみで町を応援している。
(25) 虹色の里横畠 - ページ情報元気な地域をいつまでも残したいという人たちが集まった地域活性化グループ「虹色の里横畠」
(25) 虹色の里横畠 – ページ情報から引用
ここには松山街道が通っている。 かつて土佐の志士たちが脱藩する際に通った道だ。 当時はここは薬師堂と呼ばれ、宿場町として栄えていたそうだ。 今回の登山道も、朽木峠(くちきのとう)まではこの松山街道を進むことになる。 9:12ここから大山祇神社の鳥居の前を通って登山口を目指す。 最初は車道を進む。 道幅が思った以上に広いので、このあたりに路上駐車することもできそうだ。 登山口に到着。 松山街道の説明看板が立っている。 その隣には、旧松山街道と黒森山登山口の標識も。 ジョン万次郎が帰国した道との説明も書いてあった。

登山開始

ツツジが咲いていた。 道ばたにはシャガも。 すっかり初夏の雰囲気だ。 ここからの眺めは素晴らしい。 向こうに見える山は、先日登った中津明神山だ。
中津明神山とは 中津明神山(なかつみょうじんさん)は高知県吾川郡仁淀川町にある四国百名山。 標高は1,541mと高くないが、独立峰で展望...
中津明神山も山頂まで車道が付いていたが、この黒森山も車道が付いているそうだ。 ここには虎吾堀(とらごぼり)という池がある。 幕末に清水井出(しみずいで)という用水路が引かれ、池ができて農業が出来るようになったそうだ。 先人達の苦労が偲ばれる。 ここで道が2手に分かれる。 間違えて、黒森山横道の方に進んでしまった。 こちらは舗装路だ。 今回は登山道を進むことにしていたので、元の場所に戻って旧松山街道を進み直した。 商人休場という場所に来た。 ここまで急登が続いていたので、昔の商人もここで荷物を下ろして休憩を取ったのだろう。 俺ももちろん休憩(苦笑) 耳切れという場所まで来た。 楠本家跡とも書いてあるが、耳切れとはどういう意味なんだろうか。 お茶屋跡まで来た。 もうこのあたりでは相当へばってしまっていた。 昔の人も、ここでお茶を飲んで気合いを入れ直したのだろう。 稲村への分岐を通過。 九里塚を通る。 10:27ようやく朽木峠に到着。 さらに進むと、ここにも稲村への分岐があった。 松山街道を離れ、鳥居をくぐって黒森山を目指す。 この鳥居の先が、とんでもない急坂だった。 30度はありそうだ。 ようやく急坂を終え、一息。 と思ったら、山頂直下はさらに急登に。 ようやく山頂のアンテナが見えた。 途中にライオンズクラブとアサヒビールの立て札が立てられていた。 ここは車道と交差する場所だ。 ここから仁淀川が見える。 最後の坂道を登る。 展望が良い。 遠く虚空蔵山や蟠蛇森も見えている。
蟠蛇森(ばんだがもり)は須崎市の山だ。 蟠蛇森(ばんだがもり) - 須崎市観光協会ホームページ 須崎市の北境にそびえる標高769mの市...
隣の五在所山もきれいだ。

山頂到着

ようやくアンテナまでやってきた。 山頂はあまり見晴らしが良くないので、アンテナ下の建物の屋上を開放してもらいたい。 まずは黒森神社に参拝する。 11:28三角点に到着。 三角点の場所は木立に囲まれているので、アンテナ下のベンチに移動。 ここからは、南方向の展望が楽しめる。 この日のランチは、村の駅ひだかのお弁当だ。
村の駅ひだかとは 村の駅ひだか(むらのえきひだか)は、高知県高岡郡日高村にある道の駅だ。 道の駅の認可は受けていないようなので、「村の駅...
お弁当を食べていたら、軽トラックがやってきた。 アンテナ点検に来たらしい。 今回の登山で、唯一出会った人だった。 それくらい空いている山だ。

下山

12:15下山開始。 同じ道を戻る。 少しもやが濃くなってきた。 急坂は下りもキツイ。 13:26ようやく商人休場まで下りてきた。 用水が勢いよく流れていた。 車道を歩いていると、ツムラの森の看板があった。 さらに下ると、畑がある。 中央に立木が残っている、珍しい景色だ。 13:48到着。 小学校の下の郵便局に行ってみた。 日曜なので、当然締まっていた。 こちら側から見ると、小学校の全容がよく分かる。 中央に思い出の碑が立っている。 グラウンドにはなぜか多くのベンチがあった。 イベントに使われているのだろうか。 車に戻り、帰途につく。

スノーピークおち仁淀川キャンプフィールドに立ち寄る

帰りは国道194号線を目指す。 実はこの日、4月22日はスノーピークおち仁淀川キャンプフィールドのオープンの日だった。
仁淀川を体感 高知県越知町に新キャンプ場 スノーピーク監修|高知新聞高知県内各地で自然体験型観光の拠点整備が進む中、高岡郡越知町の日ノ瀬地区のキャンプ場「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」が22日、オープンした。アウトドア総合メーカー「スノーピーク」(本社・新潟県)が運営。清流仁淀川の魅力を発信し、地域活性化の呼び水となることが期待される。 キャンプ場は滞在・体験型観光の拠点づくりを目指し、同町が日ノ瀬、宮の前の2地区で整備を計画。アウトドア用品の製造販売を手掛け、北海道などでキャンプ場を展開するスノーピークが監修を務めた。建築家の隈研吾さんが開発に携わったコンテナ型宿泊棟「住箱(じゅうばこ)」も備えた。敷地面積約1万2600平方メートル。事業費は約6億円で、国の交付金や県補助金、ふるさと納税などを活用した。
仁淀川を体感 高知県越知町に新キャンプ場 スノーピーク監修|高知新聞から引用
ここはスノーピークが四国で初めて展開するキャンプ場だ。 ラフティングも体験できるようだ。 売店には、落成式典のタイムテーブルが掲示されていた。 着いたのが14:05だったので、ちょうど祝賀会が終了したばかりだったようだ(汗;) おしゃれな店内。 キャンプ場に出てみた。 ドローンを飛ばしている。 広くてきもちよさそうなキャンプ場だ。 スノーピークのテントが立ち並ぶ(当然だが) 管理棟。 流しやシャワールームがあるようだ。 少し先に、バンガローがある。 隈研吾氏が設計したそうだ。 良さそうなので、利用してから改めてレポートしてみようと思う。
スノーピークおち仁淀川キャンプフィールドとは スノーピークおち仁淀川キャンプフィールドは、高知県高岡郡越知町にあるオートキャンプ場だ。 ...

感想

時間的に楽な登山を予想していたが、なんのなんの急坂に四苦八苦してしまった。 まさに心臓破りの急登だった。 越知の町から見てやたら目立つ山で気になっていたので、是非登りたい山だった。 急登がきつかった上に時期にしては暑い日だったので、体に堪えた。 ただ車道が山頂まで続いている安心感は半端ない。 手軽に登れるので、スノーピークおち仁淀川キャンプフィールドに泊まるなどしてぜひチャレンジしてもらいたい。
合計距離: 8529 m
最高点の標高: 1022 m
最低点の標高: 359 m
累積標高(上り): 870 m
累積標高(下り): -867 m
総所要時間: 04:43:39
Download file: 20180422_黒森山.gpx