岩屋神社
2021年3月24日、この日は大渡ダム公園で3,000本の桜を見た。
そこから車で、岩屋神社(いわやじんじゃ)にやってきた。
吾川郡仁淀川町の岩屋地区にある岩屋神社にこのほど、神社の歴史を記した石碑が完成した。集落の人口減や高齢化が進む中、秋葉神社(同町別枝)の祭神が最初に祭られた由緒ある神社について、後世に伝えようと住民有志らが尽力した。岩屋神社は800年以上前、安徳天皇の警護役として同地区を訪れた佐藤清巌(せいがん)が、静岡県の秋葉山から防火の神を勧請(かんじょう)し、長く祭ってきた。その後、祭神は数カ所を経て、1794年に秋葉神社に移された。現在も秋葉まつりでは、秋葉神社を出発した祭神が岩屋神社に“里帰り”する。
地域の信仰の原点ともいえる地だが、同地区に暮らすのは高齢の3世帯のみとなり、伝承が危惧されていた。
市川家のしだれ桜
参拝を終え、市川家のしだれ桜を見に坂道を下っていく。
市川家は江戸時代には土佐藩の番所だった。
ここに立派なしだれ桜が立っている。
代々関所番だった市川家では樹齢300年の美しい先代のしだれ桜があります。長男の誕生を祝って植樹されたそうです。その桜の子が現在中越家の桜になります。市川家にある現在の樹齢50年の桜は、中越家の桜の子になり、先代桜の「孫桜」に当たります(市川家→中越家→市川家)。中越家の桜と共に仁淀の春を彩る伝説の名物桜。秋葉まつりの前夜には御神体も一夜を過ごされる由緒ある場所です。
登山道
市川家から岩屋神社方面に戻る。
道沿いにもしだれ桜が咲いている。
途中で車道と別れ、登山道に入る。
あまり人は歩いていないようだ。
大石家のしだれ桜
駐車場まで上がってきた。
この上に大石家のしだれ桜がある。
中越家しだれ桜の道中にある大石家のしだれ桜。 樹齢は50年ほどで、中越家しだれ桜の子孫である。
とても立派なしだれ桜だ。
中越家のしだれ桜
中越家のしだれ桜に到着。
樹齢約200年のエドヒガン桜だ。
樹齢約200年のエドヒガン(ウバヒガン)桜。土佐の国、別枝村 (現在仁淀川町別枝) 庄屋中越家は佐川領主深尾公の休憩の地とされその場所に現当主の祖父中越信記氏が植裁したものと伝えられています。
瀧のようにしだれ落ちる姿は妖艶な魅力。この庭で秋葉祭りの練りも行われます。
中越家のしだれ桜|仁淀川町 から引用
満開だった。
秋葉神社
中越家のしだれ桜からさらに坂道を上がっていく。
秋葉神社に到着。
標高差229mを上がって、息も絶え絶えだ(汗;)
この神社の祭りは、土佐三大祭りの一つになっている。
仁淀川町別枝にあり火産大神(ほぶすなのみこと)という火の神様を祀っている。毎年2月11日には秋葉まつりが行われ長さ7m重さ8キロにもなる鳥毛を投げ合う「鳥毛ひねり」が見どころである。土佐三大祭りのひとつで県保護無形民俗文化財。
ヘロヘロになりながら(苦笑)拝殿に到着。
源平合戦で平家が逃れてくるときに、安徳帝の警護役が勧進した。
法泉寺
秋葉祭りの観客席で休憩し、下山することにした。
中越家のしだれ桜の横にある法泉寺に参拝する。
下りは車道歩き。
秋葉広場の駐車場が舗装されていた。
岩屋神社に戻り、先に進んだ。
最高点の標高: 558 m
最低点の標高: 303 m
累積標高(上り): 310 m
累積標高(下り): -310 m
総所要時間: 01:33:44