サッソ・ルンゴ ⇒ ドロミーティの象徴とも言うべき巨大岩壁

サッソ・ルンゴ

サッソ・ルンゴとは

サッソ・ルンゴ(Sasso Lungo)は、イタリア共和国トレンティーノ=アルト・アディジェ州ボルツァーノ自治県にある山だ。

最高峰はLangkofelで、標高3,181m。

パッソ・セッラからリフトに乗る

この日はホテルで朝食を済ませ、バスでセッラ峠(Passo Sella)までバスで移動。

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9:16パッソ・セッラに到着。

あいにくサッソ・ルンゴは雲の中だ。

それでも山頂部は晴れているかもしれないとの一縷の望みをかけて、リフトに乗る。

このリフトは立ち乗りだ。

2人乗りで、まず前方の人が飛び乗った後で後方の人が飛び乗る。

係の人が手伝ってくれるが、かなりのスリルだ。

もちろんお年寄りや子供が乗る時は、スピードを落とすようだが。

リフト降り場が見えてきた。

山頂に到着。

下界は雲に覆われている。

山頂からさらにロッククライミングする人がいた

この場所は標高2,685m。

山頂には残雪もあった。

この先は下山ルートだ。

2年前はここから下山したのだ。

懐かしい。

ここからは左右の岩壁に登るロッククライミングのコースが何本かある。

右側のLangkofelの方が3,181mと標高が高い。

ちょうど二人のクライマーがアタックするようだ。

岩にとりついた。

どうやら赤いウエアの人がガイドのようだ。

山小屋でコーヒータイム

山頂にある山小屋Rifugio Toni Demetz Hütteでコーヒータイム。

テラス席もあるのだが、寒いので店内に入ることにした。

まだ時間が早いこともあり、すいている。

エスプレッソを頼んだ。

雲がかかっていて、店内からの眺めは今ひとつだ。

下山

コーヒーも飲んだし、そろそろ下山することにした。

下から自力で登ってきている人も、ボツボツ到着してきた。

今回はリフトで降りることにした。

少し雲が晴れて、景色が見えるようになってきた。

麓に到着。

ここからコミチ小屋に向かって歩いて行く。

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感想

ドロミーティに岩山は数あるが、屈指の存在感を誇るのがこのサッソ・ルンゴだろう。

ここに(最高地点ではないが)手軽に到達できるのは、実に信じがたい。

子供やお年寄りもおおぜい山頂駅までやってきていた。

2年前は山頂駅までリフトで上がり、そこから下山した。

これはこれで景色も良く、達成感もある。

登山道も整備されていて、犬を連れて歩いている老人がいたほどだ。

それでも下りもリフトを利用すれば、時間を有効活用できる。

しかも安全だ。

それぞれのスタイルで楽しめるのが、サッソ・ルンゴ観光の素晴らしさだろう。

合計距離: 3399 m
最高点の標高: 2689 m
最低点の標高: 2183 m
累積標高(上り): 525 m
累積標高(下り): -518 m
総所要時間: 01:30:53
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