立江寺 ⇒ 肉付鐘の緒伝説が残る四国の関所(第19番札所)

立江寺

立江寺とは

橋池山(きょうちざん)摩尼院(まにいん)立江寺(たつえじ)は、徳島県小松島市立江町の寺だ。

第19番札所で、本尊は延命地蔵菩薩。


駐車場

この日は宿泊していた月の宿を車で出発し、立江寺を目指した。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/car/onsen/9823/

立江寺には駐車場がないので、周辺の民間駐車場を利用する。

俺が停めたのは、立江寺にほど近い大きな駐車場だ。

ここから立江寺に向かって歩いて行く。

境内

すぐに、山門に到着だ。

山門には、仁王像と大きなわらじが据えられている。

ちょうど山門を郵便配達がバイクで通り抜けていった。

子授け地蔵尊。

参拝

本堂には、大きな紐が下がっている。

振り返ると、境内はこんな感じだ。

大師堂へ。

信仰の篤さを感じる。

先に進む。

黒髪堂

この先に、黒髪堂がある。

立江寺は「阿波の関所」として知られており、心がけの悪い人は先へ進めなくなると言われている。

夫殺しのお京がここで黒髪をむしり取られ、その髪が鐘の緒に巻き付いたと伝わる。


その髪の毛がついたままの「肉付鐘の緒」が収められているそうだ。

由来書。

黒髪が無くならないように、じっくりと祈願しておいた(笑)

さらに白杉大明神にも参拝する。

参拝を終え、次の恩山寺を目指した。

感想

おどろおどろしい伝説が残る寺だが、とても明るくてきもちのいい寺だ。

ここから先は山深い鶴林寺、太龍寺と続くので、生半可な気持ちでは遍路できない。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/shrines-and-temples/temples/88kasho/9797/

「四国の総関所」とは関西方面から船で来た時の玄関口ということなのだろうが、そういう意味でも関所の意味があるような気がする。

合計距離: 245 m
最高点の標高: 9 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 8 m
累積標高(下り): -6 m
総所要時間: 00:13:41
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