純平タワーとは
純平タワー(じゅんぺいたわー)は正式名称は第1号津波避難タワーといい、高知県高岡郡中土佐町久礼(こうちけんたかおかぐんなかとさちょうくれ)にある津波避難用に設置された施設だ。
避難タワーだが平常時でも開放されているので、誰でも自由に上ることができる。
純平とは、久礼を舞台にした漫画「土佐の一本釣り」の主人公だ。
土佐の漁師町を舞台に繰り広げられる純平と八千代の青春恋愛物語。中学を卒業すると、海に生きる漁師に憧れ、カツオ船に乗った純平・15歳と、年上の恋人・八千代を中心に土佐の人々の生きる姿を描く。鬼才・青柳裕介が、日本の男と女たちに送る大長編ドラマ!! 第25回小学館漫画賞受賞作。
ただの避難タワーではなく、観光施設としても使われている。
避難タワーらしからぬデザインに特徴があり、グッドデザイン賞を受賞した。
本施設は、南海トラフ巨大地震に備えた鉄骨造地上3階建ての津波避難タワーです。螺旋形のスロープや階段、避難ゴンドラを設置し、2、3階には防災倉庫、屋上にはヘリコプター救助スペースを設けています。また、観光客が多く集まる周辺観光施設の駐車場からは、津波避難タワーまでの歩道橋を設置しています。各種施設については、高齢者等が利用することも考慮したバリアフリー対応設計とし、平時は展望台として近隣住民や観光客に開放しています。普段から本施設に慣れ親しんでもらうことで、町のランドマークタワーとして認識していただき、地震時には円滑な避難が可能なデザインとしました。
駐車場
この日は久礼稲荷神社に参拝した。
車はその駐車場に停めたまま、先に進む。
すぐに純平タワーが見えてくる。
らせん階段を上がる。
海の真ん前だ。
スロープを上っていく。
タワー内部
木材を多用した建物内部。
海抜20mということで、南海トラフ地震の津波に耐えられる設計になっている。
高さがあるので、眺望がとても良い。
ここから、久礼八幡宮がよく見える。
海側の眺望。
遠くに、道の駅なかとさが見えている。
純平タワーを下り、徒歩で中土佐町立美術館に向かった。
感想
久礼の町を一望できるので、ぜひ上って欲しい。
太平洋の雄大さや久礼八幡宮の広さを実感できるだろう。
使われない(それにこしたことはないが)避難タワーの有効活用事例として、こういうのもありかも知れない。