青龍寺とは
独鈷山伊舎那院青龍寺(しょうりゅうじ)は、高知県土佐市にある真言宗豊山派の寺だ。
第36番札所で、本尊は波切不動明王だ。
四国八十八ヶ所霊場公式ホームページ:第36番 独鈷山 伊舎那院 青龍寺
帰朝後、大師がこの地で巡教の旅をしているときに、独鈷杵はいまの奥の院の山の老松にあると感得して、ときの嵯峨天皇(在位809〜23)に奏上した。大師は弘仁6年、この地に堂宇を建て、石造の不動明王像を安置し、寺名を恩師に因み青龍寺、山号は遙か異国の地から放った「独鈷」を名のっている。
明治のころまで土佐7大寺といわれ、末寺四ヶ寺、脇坊六坊をもつ名刹であった。また、本尊の波切不動明王像は大師が入唐のさい、暴風雨を鎮めるために現れたと伝えられ、いまも航海の安全や豊漁、世間の荒波をも鎮めてくれると、深く信仰されている。
青龍寺に向かう
この日は、大五郎でランチ。
食後、車で青龍寺を目指した。
駐車場は混み合っていた。
木蓮が咲いていた。
桜が満開だ。
参拝
石段を登る。
青龍寺は、石段が長いので大変だ。
山門の先には、水子地蔵。
その横には、禊ぎの滝がある。
時々、水行をしている参拝者を見かける。
ようやく本堂が見えてきた。
参拝者でごった返している。
本堂の続きが、大師堂だ。
その前には、石仏が並ぶ。
奥の院
参拝を済ませ、奥の院を目指す。
いったん下り、舗装路から未舗装の参道に入る。
登りが続く。
途中で、横浪スカイラインを横切る。
国民宿舎の看板の横を通る。
奥の院に到着。
先に参拝している人がいた。
少し話をしてみた。
彼はもうここに1,000回以上参拝しているそうだ。
凄い!
さらに、このお堂の崖の下には身投げした人の死体が集まるのだという。
なにやら怖い話が続いたので、ほうほうのていで退散する。
ヴィラサントリーニ
国民宿舎の方に進む。
ここでは猪を飼育している。
国民宿舎は現在閉鎖中だ。
その横にあるのがヴィラサントリーニだ。
ここはホテルで、ギリシャのサントリーニ島ををイメージした外観が美しい。
日本なのにタヒチ気分!?異国気分が味わえるちょっと贅沢な宿~ビーチリゾート編~ – エキサイトニュース
現地さながらの海を一望する断崖に立ち、絶景テラスで過ごす時間は夢のよう
\ココが サントリーニ島/
太平洋をエーゲ海に見立て、洞窟型の客室は現地の伝統的な建築様式を忠実に再現。館内にはギリシャで買い付けたインテリア雑貨が
1階のプールサイド。夏以外ものんびり海が眺められる
スイートダブル。全室ジャクジーバスが楽しめ、テラスバス付き客室も
山海の地元食材を味わう華麗なイタリアンに夜もうっとり
数々の絶景から「奇跡の島」といわれる、サントリーニ島に滞在するかのようなリアリティ。洗練されたサービスや、目と舌を喜ばせる美食も気品高く、異国の高級リゾートホテルを思わせる。
このテラスから、蟹ヶ池(かにがいけ)が一望できる。
高知県で最大の湿地だ。
蟹ヶ池 | 高知県の観光情報ガイド「よさこいネット」
当地は県下に数少ない湿地のなかでも最大級の面積(約3ヘクタール)をもち、「サクラタデ」「コウホネ」等貴重な湿生植物が多く、トンボ類も多数生息し、渡り鳥の飛来地でもあるので、湿地そのものを保護している。
また、横浪県立自然公園の第一種特別地域に指定されているために多くの行為が規制されている。
その隣りに見える建物は、明徳義塾高校の竜キャンパスだ。
明徳義塾高校
横浪スカイラインを歩く。
土佐湾がきれいだ。
反対側には石鎚山も見える。
ここから明徳義塾高校(めいとくぎじゅくこうこう)の方向に右折する。
斜面を下る。
明徳義塾高校の正門まで来た。
ちょどこの日は、高校野球春の甲子園大会の季節。
高知県代表として、頑張ってもらいたい。
木彫舘
さらに進むと、木彫舘(きぼりかん)の看板があった。
海の向こうに見えているのがそれらしい。
木彫館に到着。
圧倒!木彫り像1700体 77歳男性、目指せギネス 高知県須崎市
彫りも彫ったり、1700体―。高知県須崎市浦ノ内の「ちびっこ島木彫館」には、木彫りの像がずらりと並んでいる。自動車整備会社役員の横矢年夫さん(77)=高知県南国市奈路=が「生きているうちに面白いことを」と始め、この8月にオープン1周年を迎える。
奥行き約40メートルの展示棟に木彫り像がぎっしり。歴代の首相や横綱の面も並ぶ(高知県須崎市浦ノ内)
横浪黒潮ラインから明徳義塾中高校を経て横浪半島の北岸へ。木彫館の敷地に足を一歩踏み入れると早速、木彫り像がにぎやかに出迎えてくれる。全国各地のキャラクター像、和やかな表情のお地蔵さん、3頭身の坂本龍馬などが愛嬌(あいきょう)を振りまく。
子どものころの龍馬像も並ぶ“龍馬街道”(高知県須崎市浦ノ内)
体育館のように広い展示棟にも、全て木彫りのイルカ、カエル、カニ、かっぱ、犬などがぎっしり詰まっている。おびただしい数に圧倒されるものの、一体一体の造形はどれもユーモラスで和ませてくれる。
どこかで見たキャラクターもあるが、大丈夫なのだろうか。
海岸を散策
さらに進む。
浦ノ内湾がきれいだ。
丹生神社(たんじょうじんじゃ)に到着。
丹生神社 – 不老不死の仙薬が繋ぐ真言密教の水銀に関わる – スポンサー広告神社 | 土佐の鎮守の神々
宇佐の宇佐大橋を渡った所に鎮座しちょります丹生神社です。
勧請年月や縁起は不明じゃけんど、御祭神は罔象女命 (みつはのめのかみ)じゃそうで、昔は、丹生大明神(たんじゃくだいみょうじん)と言いよったそうです。
伝承では弘法大師が勧請したと言われちょりますが、この丹生の「丹」とは丹砂(たんしゃ=硫化水銀)の産地であった事をも意味しちょるがです。
丹砂とは、知らず知らずによう目にするがが神社の鳥居等の「朱色」がそうながです。
朱色は、昔から魔除けとか神聖な色とされちょるようで、古代人も赤い色を神聖な色と感じたのか埋葬等に使われちょりますが、当時の物はベンガラ(酸化第二鉄)と辰砂(硫化水銀)を砕いた物が主だったようです。
裏山は、津波の避難所になっている。
宇佐の海を見ながら歩く。
竜の浜だ。
広い駐車場とトイレが整備されている。
さらに蟹が池を通って、青龍寺の駐車場まで戻った。
感想
自宅から近いこともあり、毎年参拝している。
何度来ても、心洗われるようだ。
石段はきついが、それだけの価値はある。
また奥の院への道は厳しいが、散策と考えると面白い。
さらに今回のように、浦ノ内湾まで歩くのもいいだろう。
ぜひ参拝してもらいた。
最高点の標高: 152 m
最低点の標高: -8 m
累積標高(上り): 366 m
累積標高(下り): -363 m
総所要時間: 03:02:58