宮川うどんとは
宮川うどんは、香川県善通寺市にあるうどん店だ。
店内へ
この日は、金倉寺に参拝していた。
参拝後、宮川うどんに車を走らせる。
11:53駐車場に到着。
12時前だが、既に車がたくさん停まっていた。
塗り替え工事だろうか、足場が組まれていた。
店頭には、うどんを食べている人が。
立て簀の中にも。
看板も素っ気ない。
商売っ気が全く感じられない外観だ。
うどん
中に入るが、注文の仕方が分からない。
しばしウロウロしてしまった。
すると、見かねた常連客らしき人が教えてくれた。
この店では、うどんの玉数を言って盛り付けてもらうそうだ。
支払いは食後の自己申告だとか。
[朝うどん可]善通寺宮川製麺所!!鍋の底にはイリコがたっぷり!!
セルフのうどん屋はお店によって注文の仕方や会計のタイミングがちがいます。 この宮川製麺所はどんぶりを自分でとって先にうどんを食べ、食後に自己申告で会計をするスタイルです。
1.まずはどんぶりをとります。セルフで。 ▼手前の青いどんぶりは小(1玉)と大(2玉)用。奥の黒いどんぶりは特大(3玉用)です。
2.どんぶりにうどん玉をいれます。セルフで。 右下の黄色いかごがどんぶりのはいっていたカゴです。 ▼左手奥ではどんどんうどんが茹でられています。 その部屋の入り口左手のせいろに、水でしめられたうどん玉が並べられています。 写真のようにお箸が用意されているので自分でせいろからうどん玉をどんぶりにとります。 ▼写真を撮った時は残り1玉になってちょっと迫力に欠けますが普段はだ〜っとうどんが並んでいます。 ▼大用の青いどんぶりにうどんを2玉。撮影協力(縄のまっちゃんこと、元シルク・ドゥ・ソレイユアーティストなわとびパフォーマー粕尾将一さん)
3.うどんをあたためます。セルフで。 写真の羽釜でぐらぐら湯が煮立っております。このお湯でうどんをあたためます。 お店の人は5秒ぐらいがいいそうですが、ぼくはちょっと熱めが好きなのでもう少し長めに湯通し。 ▼冷たいうどんを食べるひとはこの行程はすっとばしてください。
4,ダシをかけます。セルフで。 宮川製麺所の見所はここだ!! 大きな鍋にダシがたっぷりはいっていて、「かけうどん」にする人は自分でひしゃくですくってうどんにかけるのです。 ▼鍋の底からダシをすくい上げると・・・ ▼中からぐわぁ〜〜〜っと、大漁のいりこが!! これもうどんにいれて食べることができます。 ▼カルシウムたっぷり。いりこは別料金かかりません。 ▼冷たいだしは別容器で。これをかけると「ぶっかけうどん」になります。
5.トッピングの揚げ物や薬味をとります。セルフで。 ▼うどんにダシをかけたら薬味と揚げ物をとります。 ▼天ぷらも種類がたくさん。 ▼揚げたてがどんどん追加されていきます。
6.でました、おばちゃん。 ▼宮川製麺所のおばちゃん。(看板娘) このおばちゃん(看板娘)めちゃくちゃナイスキャラで、トークがおもしろい!! これは文章では伝わらないけど、写真でなんとなく伝わってほしい! ぜひお店に行ってご自身の目で確認を。 ▼今日の名言「うどん屋のおばちゃんは嘘つかへん。」 県外から来てお店のシステムがよくわからなくても、手があいてたら丁寧に教えてくださいます。 ▼だまって指導を受ける縄のまっちゃん。
7.食べます。セルフで。 ▼準備が出来たら席にうどんを持って行き食べましょう。 ダシの中に入ってた大ぶりのいりこ! ▼強烈にいりこの香りを感じられるダシです。 ▼麺もつやつやで少しノビ感のある麺。うまし。 県外から来て、麺の違いを味わいたい!という方は冷たいうどんを食べるほうが麺の個性がよくわかります。 ▼宮川製麺所の麺は弾力感がしっかりあって、食べ応えがあります。
8.食べ終えたら流しへ返却。セルフで。 ▼麺を茹でた釜の横にある流し台へどんぶりを運びます。
9.お会計。 食器を下げたら、最初にどんぶりをとった場所で会計をします。 ▼食べた玉の数とトッピングの具を自己申告してお金を払います。
冷やしぶっかけに、ちくわ天を付けてみた。
食後、甲山寺の参拝に向かった。
感想
製麺所らしい地元感溢れる店だった。
通にはたまらないだろう。
もちろん、味も素晴らしい。
ただ観光客としては、少々物足りない。
あまりにも日常的すぎるのだ。
地元の人に愛される店、と言えよう。