松尾八幡宮とは
松尾八幡宮(まつおはちまんぐう)は、高知県土佐市甲原(こうちけんとさしかんばら)にある神社だ。
祭神は、品陀和気命(ほむだわけのみこと)=応神天皇(おうじんてんのう)
境内にハナガガシがあり、土佐市指定の天然記念物になっている。
ハナガガシ(葉長樫)は、九州、四国の一部に生育地が知られており、常緑カシ類では最も分布範囲が狭い植物である。松尾八幡宮本殿周辺の大木は、殆どこのハナガガシであり、四国内でハナガガシが群生するのは唯一この社叢のみであることから保護している。
また、この周辺にはタチバナも自生しており、国指定の天然記念物になっている。
平成20年3月28日、『甲原松尾山のタチバナ群落』が国の天然記念物に指定されました。 タチバナは日本で古くから親しまれている植物であり、現在では遺伝資源の観点からたいへん貴重な植物とされています。そのタチバナの国内で最大規模の群落であることが評価され、この度の指定となりました。
駐車場
この日は自宅を車で出発し、蓮池ハスまつりを訪れた。
その後、松尾八幡宮にやってきた。
鳥居の両側にある道路を進むと境内に上がる道があり、境内に駐車するスペースが設けられている。
小高くなった場所だ。
境内
狛犬。
割れてしまったのを修復した跡が痛々しい。
鳥居。
天然記念物のハナカガシの説明看板。
かなりの大木だ。
石段を上がる。
灯籠。
この日は2019年7月7日だが、アジサイが咲いていた。
祭りの名残だろうか、お札が竹竿に刺されていた。
手水舎。
参拝
拝殿。
内部はこんな感じ。
本殿。
なかなか立派だ。
石碑。
摂社。
こちらにも参拝する。
参拝を終え、猿田洞に向かった。
感想
このあたりはよく通るのだが、全く気づいていなかった。
規模も比較的大きい。
氏子達の信仰が篤いのだろう。
境内のハナガガシは貴重だということなので、これを見に来る人もいるようだ。