大山(だいせん)は、鳥取県にある日本百名山。
標高1,729mで、中国地方の最高峰だ。
その結果、NHK日本の名峰第3位に輝くなどすっかり人気も定着。
こちらではそんな大山の登山情報をギュッと凝縮。
MAPで巡るヴァーチャル大山登山へ。まずは各コースの魅力や各ポイントの詳細などで仮想体験へ。
そしてシミュレーションが済めば、いざリアル大山登山へとでかけてみませんか?
今回は、夏山登山コースを登ることにした。
夕方高知を出発し、夕暮れの瀬戸大橋を通る。
強風で車を持って行かれそうになり、怖かった。
無事に瀬戸大橋を通過し、鴻ノ池SAで夕食をとる。
この日はショウガ焼きをチョイス。
さらに車を進める。
降り出した雨が強くなり、前がよく見えない。
高速道路も対面通行となり、緊張を強いられた。
ようやく大山情報館駐車場に到着。
ここで仮眠して、翌朝登山することにした。
到着時の車内の気温は19.8度。
標高が高い割には寒くない一夜だった。
4:42起床。
朝の車内の気温は17度。
いい天気。
大山山頂には雲がかかっている。
駐車場には数台車が停まっていた。
朝食はパンだ。
夏山登山コースの登山口駐車場に移動。
こちらも既に数台駐車していた。
6:30登山開始。
ひたすら登りだ。
大山は霊山として知られる。
山吹色の登山道。
阿弥陀堂分岐で休憩(早っ!)
ようやく一合目。
先が思いやられる。
二合目到着。
既に汗びっしょり。
このあたりは白い花が多い。
ズミだろうか。
三合目到着。
休憩ばかりだ。
四合目。
五合目に到着した時には、既に1時間以上が経過していた。
木立の向こうに見えるのは・・・
あと1.4km。
六合目からはいい眺め。
さっきちらりと見えた雪渓も、ここからはきれいに見える。
気持ちがいい眺め。
この標高では、まだ芽吹き始めたばかりだ。
おっとっと、雪渓に足を取られて滑落。
気持ちにも余裕が出てきた。
さらに登っていく。
山頂は近い。
トイレの注意書き。
ここからハイマツ帯だ。
木道を行く。
石室に到着。
崩れかけている。
平原の景色は美しいが、風が非常に強い。
吹きっさらしで、風をまともに受ける。
おまけにガスに包まれてきた。
山頂直下にある避難小屋に到着。
なかなか広い小屋だ。
少し早いが、ここでお昼ご飯にする。
この日はカップ麺。
冷え切った体には嬉しい。
食後しばらく待ってみたが、天候は回復しない。
仕方ないので山頂に一瞬だけ行き、記念撮影してすぐ下山した。
真っ白なので、写真は割愛(苦笑)
下山は途中から行者登山道に向かう。
ここまで降りてくると、ガスも晴れている。
山頂部分は雲がかかりやすいのだ。
元谷に到着。
ここから見る岩壁は、実に見事だ。
谷を渡りきった。
と、ここで道を間違えて、車道を行ってしまった。
前回通った記憶が無いのでおかしいと思い、地図で確認して気がついた。
この標識の前に車が停まっていて、見落としたようだ。
登山道に戻り、下山を続ける。
神社が見えてきた。
まずはトイレを借りる。
大きくてきれいなトイレだ。
ここは大神山神社の奥社だ。
立派な社殿が建っている。
参道が長く延びる。
大川寺まで降りてきた。
なかなか風情のある山門だ。
門前町に戻ってきた。
この参道沿いにある温泉で、登山の疲れを癒す。
豪円湯園だ。
なかなか立派な建物。
入浴料も380円と安い。
強風で冷え切った体が、一気に温まった。
汗を流したあとは、近くの円流院に参拝する。
院内の天井にゲゲゲの鬼太郎の作者としても有名な水木しげる先生作の妖怪天井画が108枚、所狭しと飾られています。
なぜ大山で妖怪の絵画?との疑問の声も寄せられていますが、実はこの圓流院(円流院)の院主を務めた嗒然(とうぜん・ねん)が、法務の間に書画の研究にも努め、様々な作品を残した絵師としても有名で、ならばお寺と絵画、そして霊峰大山の不思議なパワーを融合させ、もっと身近に大山の本質を感じてもらいたいとの思いからこの取り組みを実施するに至っています。
ゲゲゲの鬼太郎の天井画で知られる。
堂内での撮影もOKだ。
壁面では、洋画展が開催されていた。
ゲゲゲの鬼太郎の天井画。
大山は何度登っても飽きさせない、楽しい山だ。
お天気は今ひとつだったが、満足感は高かった。
最高点の標高: 1703 m
最低点の標高: 768 m
累積標高(上り): 1041 m
累積標高(下り): -1029 m
総所要時間: 06:54:43