秦神社 ⇒ 長曾我部元親を祭神とする歴史の舞台

秦神社

秦神社とは

秦神社(はたじんじゃ)は、高知県高知市にある神社だ。

四国を統一した戦国武将の長曾我部元親を祭神とする。

長曾我部元親の菩提寺である雪蹊寺が廃仏毀釈により明治3年(1870年)に一時廃寺となった。

このため雪蹊寺跡に隣接して明治4年(1871年)に建立された。



雪蹊寺

この日は珈琲やでランチ。

焼き魚のことが多いが、煮魚で珍しくて嬉しい。

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車で雪蹊寺(せっけいじ)に向かう。

土佐市から雪蹊寺まではすぐ到着だ。

以前は近所に親戚がいたこともあって、昔からよく訪れているお寺だ。

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ここは第33番札所だ。

由緒書き。

手水舎の横には、売店が出ている。

参拝を済ませ、大師堂にも参る。

その先に、長曾我部信親の墓への入り口がある。

狭い通路を抜ける。

これが長曾我部信親の墓所だ。

随分寂しい墓所で、歴史の残酷さが偲ばれる。

秦神社

雪蹊寺から隣の秦神社に向かう。

正面からはこんな感じだ。

由来書き。

鳥居。

参道は児童公園になっている。

雪蹊寺からそのまま参道に出るので、拝殿まで1分。

この裏山は長浜城址だ。



6月ということで暑さ対策か、すだれの取り付け作業をしていた。

参拝する。

拝殿にポスターが掲示されている。

これは以前はイケメンキャラのポスターだったのだが、取り替えられたようだ。

不評だったのだろうか?

本殿は風雨から守るために、囲われている。

長宗我部盛親の慰霊碑に参拝する。

大坂夏の陣で処刑された。



秦神社に隣接して、西宮神社がある。

若宮八幡宮

車で若宮八幡宮に移動する。

駐車場に車を停める。

道路の反対側が若宮八幡宮だ。



おおきな鳥居をくぐる。

ここの鳥居は長曾我部信親が九州で討ち死にしたことを忌み嫌って海に流し、それ以来は鳥居のない神社だったそうだ。

幕末に起こった地震でその時の基礎が露出したのを神意として、再建したそうだ。

長い参道。

由緒書き。

なぜか境内に良心市が。

ここの絵馬は、弓の的の柄だ。

参拝する。

槍通す輪。

願いを書いた輪を投げてこの槍の先をくぐらせ、通れば願いが叶うという。

「やりとおす」の語呂合わせだろう。



摂社も多い。

天神宮。

由緒書き。

手水舎の脇を進む。

三社神社。

三座神社。

感想

しばしば参拝する神社だが、何度来ても清々しい。

隣接する雪蹊寺は札所でもあるので、多くの参拝者で混雑している。

そんな時でも静かにたたずむ秦神社は、悠久の歴史を感じさせてくれる場所だ。

遠く戦国時代に思いをはせ、若宮八幡宮と合わせて参拝するといいだろう。