片岡沈下橋とは
片岡沈下橋(かたおかちんかばし)は、高知県高岡郡越知町片岡(たかおかぐんおちちょうかたおか)にある橋だ。
増水時には水面下に没することで橋が流されることを防ぐ、沈下橋として作られた。
仁淀川では、名越屋沈下橋が最も河口に近い沈下橋だ。
片岡沈下橋は、名越屋沈下橋に次いで2番目に河口に近い沈下橋だ。
現存する仁淀川の沈下橋では、河口に二番目に近い。県道301号線として、現在も生活道として利用されている。付近では火振り漁も行われている。
片岡沈下橋へ
この日は越知町にあるオートキャンプ場に宿泊していた。
朝、浅尾沈下橋まで散歩した。
テントを撤収して、片岡沈下橋に向かった。
車で5分ほどで到着。
道路標識のところに駐車場らしき場所があり、そこに車を停める。
そこから片岡沈下橋はすぐだ。
片岡沈下橋を渡る
道幅は狭いが、車の往来は楽にできそうだ。
朝の散歩で渡った浅尾沈下橋は通行量が少なそうだったが、この沈下橋はそれよりは車の往来が多いようだ。
対岸から見ると、こんな感じ。
橋からは、仁淀川の美しい風景が楽しめる。
道路に戻ると、車を停めたところにお堂があった。
茶園堂というらしい。
この茶園堂で1560年に盆踊り会を催したと書かれている。
片岡沈下橋という地名にその名を残す片岡氏は、13,000石の大豪族だったそうだ。
豊臣秀吉の九州征伐で城主が戦死し、片岡氏は滅亡した。
車に戻り、あすなろに向かった。
感想
片岡沈下橋は浅尾沈下橋ほどではないが、あまり車は通らない。
ゆっくり歩いて、仁淀川の景色を楽しめるだろう。