石鎚神社とは
石鎚神社口之宮本社(いしづちじんじゃくちのみやほんしゃ)は、愛媛県西条市の神社だ。
石鎚神社の中心をなす神社で、西日本最高峰の石鎚山をご神体とする。
石鎚神社は、この本社の他に下記の3つの神社から構成されている。
土小屋の遙拝所
成就社
因みに、この時の老人が石鎚大神(石鎚毘古命)だと伝えられ、以来小角の心願が叶ったことから、ここを「成就社」と称し、お社が祀られ、今に全国各地より諸願成就の成就の宮として広く尊崇を集めています。
また、小角は山頂より下山し、遥かに山頂を見返し、「吾が願い成就せり」と改めて石鎚山を拝したところが、現在の成就社境内に建立されている「見返遥拝殿・みかえりようはいでん」の所だと伝えられています。この故事にならい不屈の精神を培い、物事の成就を祈り、またその願い事を叶えるお社、それが文字通りの「成就社」であり、表石鎚の成就の地名の由来でもあるのです。
山頂の頂上社
世界各地
この4つの神社の他に、ハワイやブラジルなど世界中に教会や遙拝所が160ヶ所ほどあるそうだ。
信徒は世界中で100万人を超えるという。
石鎚神社口之宮本社とは
石鎚山には毎年登っており、主に土小屋から登山している。
その度に土小屋遙拝所に祈願し、弥山山頂の頂上社に参拝している。
祭神は石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)で、石鎚山そのものがご神体だ。
この神様と伊曽乃神社の神様は、恋人だったという伝説がある。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/shrines-and-temples/shrines/shikoku-shrines/8865/
石鎚神社口之宮本社も、西条市に来たら必ず参拝している神社だ。
市街地からも近く、アクセスも便利だ。
隣に前神寺もある。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/shrines-and-temples/temples/88kasho/8903/
今回は、この前神寺から徒歩で石鎚神社口之宮本社を訪れた。
最高点の標高: 66 m
最低点の標高: -1 m
累積標高(上り): 101 m
累積標高(下り): -79 m
総所要時間: 00:52:32
楼門
前神寺からは、細い道を歩いて行く。
住宅やミカン畑が広がる田舎道だ。
5分ほどで、石鎚神社の鳥居に到着だ。
車だとこの鳥居を抜けて、先にある駐車場まで走る。
楼門もとても大きい。
楼門には通常なら武者姿像が飾られる。
しかしこの石鎚神社は、大天狗
小天狗
2つの像が飾られているのが、修験の山らしい。
もちろん武者姿像も、裏側に置かれている。
社務所
楼門を過ぎると、石段が続く。
立ち並ぶ寄付の札が、信仰の厚さを感じさせる。
由緒書き。
神馬の向こうに、コンクリートの大きな建物がある。
社務所だ。
反対側には神社会館というホールがある。
ここには、ご神水で淹れたコーヒーが飲める喫茶店が入っている。
拝殿
さらに石段を上がっていく。
極彩色の拝殿が現れた。
しめ縄も大きい。
参拝する。
石鎚神社は普通の神社と参拝の作法が違い、「二礼、二拍、二拍、二礼」で参拝する。
周辺
拝殿からは、西条の街並みが一望できる。
拝殿から石段を下りたところに、ご神水が湧き出しているところがある。
ここで自由にご神水を飲むことができる。
水量もなかなかの物だ。
祖霊殿。
禊場。
社務所に向かって下っていく。
このあとランチに向かった。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/food/8979/
感想
いつ来ても素晴らしい感動がある神社だ。
規模も大きい上に、拝殿からの景色も楽しめる。
信者でなくとも、ぜひ参拝するべき場所だろう。