鬼ノ城とは
鬼ノ城(きのじょう)は、岡山県総社市黒尾(おかやまけんそうじゃしくろお)にある城だ。
桃太郎の鬼ヶ島にでてくる城と考えられている。
「日本100名城」のひとつ。大和朝廷によって国の防衛のために築かれたとされる古代山城。鬼ノ城は歴史書には一切記されておらず、その歴史は解明されずに謎のままです。現在は史跡調査や整備、復元を行っており、角楼跡や城門跡を訪れることができます。復元された西門から望むパノラマ風景は素晴らしい。山頂の手前には復元の過程や遺跡が出土した時の様子を紹介した「総社市鬼ノ城ビジターセンター」があります。城壁に沿って整備された全長2.8kmのウォーキングコースもおすすめです。
駐車場
2021年3月9日、この日は国民宿舎サンロード吉備路に宿泊していた。
そこから車で、鬼ノ城山(きのじょうざん)に向かう。
この道が、まるで高知県の道のような細い道なので要注意。
駐車場はとても広い。
鬼城山ビジターセンター
まず鬼城山ビジターセンターに向かう。
鬼ノ城入口にあり、鬼ノ城およびその周辺の自然について学習できる施設です。展示室には鬼ノ城の概要、古代山城についての解説のほか、復元された建物やその様子などを展示しています。
案内看板でルートを確認。
鬼ノ城山は、標高約400m。
鬼城山ビジターセンターにはパネル展示がある。
桃太郎伝説が生まれたまち、の看板。
温羅(うら)という鬼が住んでいたとされる。
館内にジオラマがあり、これから行くルートがぐるっと一周できることがよく分かった。
この時はとても長いルートだと思っていたが、実際には一周1時間半程度だった。
鬼ノ城は正規の歴史書には登場しないが、後世の文献である鬼ノ城縁起などにでてくる。
鬼ノ城は、すり鉢を伏せたような形の山で、斜面は急峻だが頂部は平坦である。この山の八合目から九合目にかけて、城壁が2.8kmにわたって鉢巻状に巡っている。
城壁は、一段一列に並べ置いた列石の上に、土を少しづつ入れてつき固めた版築土塁で、平均幅約7m、推定高は約6mもある。要所には堅固な高い石垣を築いており、その威圧感は天然要害の地であることとあわせ、圧倒的な迫力をもっている。このように、版築土塁や高い石垣で築かれた城壁は、数m~数十mの直線を単位とし、地形に応じて城内外へ「折れ」ていることに特徴がある。城壁で囲まれた城内は比較的平坦で約30ヘクタールという広大なもので、4つの谷を含んでいるため、谷部には排水の必要から水門が6ヶ所に設けられており、また、出入り口となる城門が4ヶ所にある。城内には、食品貯蔵庫と考えられる礎石建物跡やのろし場、溜井(水汲み場)もある。
この他に城内には貯水池とみられる湿地が数ヶ所ある。さらに兵舎、各種の作業場なども予測されるが未発見である。
鬼ノ城トップ から引用
西門
ウォーキングスタート。
この斜面が、意外とキツイ。
展望デッキに到着。
ここから西門が見える。
西門に到着。
南門
ここから斜面を上がる。
どうやらここが山頂っぽい。
いったん西門に戻り、斜面を下っていく。
南門に到着。
東門
東門が見えてきた。
東門に到着。
ここから登り返す。
油断大敵(汗;)
展望台に、三角点があった。
北門
石碑は温羅のもののようだ。
途中で「ケ」が出そうになりながらも、無事に北門に到着。
ここから道路に続く道があるようだ。
西門に戻り、駐車場へ。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 394 m
最低点の標高: 289 m
累積標高(上り): 211 m
累積標高(下り): -213 m
総所要時間: 01:35:28