不動の滝とは
不動の滝(ふどうのたき)は、高知県安芸郡北川村大字小島(こうちけんあきぐんきたがわむらこしま)にある滝だ。
三段になった滝で、不動明王が祀られている。
小島地区にある不動の滝は3つの滝からなる名瀑。
入り口となる水谷口から滝の轟音が聞こえ、遊歩道は三の滝、二の滝、一の滝へと続く。お不動様が祭られていて、滝壷の側面には磨崖仏(まがいぶつ)が彫られている。水量が豊富でどんなかんばつでも一度も枯れたことがなく、近郷の集落からかんばつ期にこの「お不動様」へ雨乞いに訪れると、3日以内には必ず雨が降ると言い伝えられている。
ウォーキング
この日は中岡慎太郎生家を見学した。

そこから車で北川温泉にやってきた。
ホテルの駐車場に車を停め、不動の滝に向けて歩いて行く。
まず赤い鉄橋を渡る。
もともとは森林鉄道が走っていた線路跡のようだ。
魚梁瀬森林鉄道は,高知県東部の魚梁瀬地区からの伐採木搬出のため,明治44年から昭和17年にかけて農商務省の直轄事業により建設された森林鉄道施設である。
わが国最初期の森林鉄道施設の一つであり,通常の鉄道構造物とは異なる構法や規模で建設された橋梁や隧道が,旧態を良好に保持しながらまとまって残り,林業技術史上,貴重である。
また,二股橋と堀ヶ生橋はそれぞれ無筋コンクリート造及び充腹式鉄筋コンクリート造橋梁として,近代における最大級の径間を実現した構造物であり,コンクリート技術史上,高い価値がある。
看板に従って進む。
崩落地点の工事現場に向かうダンプカーが行き交い、少々怖い。
工事現場の仮橋から、滝の方に入る。
なにやら水を汲んでいた。
やがて川が見えてきた。
ここが不動の滝の入り口だ。
水谷不動尊
鳥居の扁額には「水谷不動尊」と書かれている。
まずは、お堂に参拝。
お札を立てた跡が残っている。
不動の滝
三の滝が見えてきた。
思っていたより整備されていて、歩きやすい。
二の滝に到着。
なかなかフォトジェニックだ。
ここに石仏がある。
階段を上がっていくが、手すりが整備されていて安心感がある。
一の滝に到着。
なかなか見応えがある。
水もきれいだ。
帰路
同じ道を戻り、途中から集落の中を進むことにした。
鉄橋が見えてきた。
鉄橋を渡る。
頌徳碑。
ホテルに戻り、風呂に入ることにした。
感想
思った以上に迫力のある滝だった。
ホテルから歩いて行く距離もほどほどで、散歩がてら行くのにちょうどいい。
道もきれいに整備されていて、スニーカーで十分歩いて行けた。
ただ工事のダンプカーが行き交うのはいただけない。
早く復旧が済んで、ゆっくり歩けるようになると良いね。
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