なはり古民家・廃校ART&LIVEとは
なはり古民家・廃校ART&LIVEは、高知県安芸郡奈半利町(こうちけんあきぐんなはりちょう)で開催されているイベントだ。
高知県東部・奈半利町にのこる古民家と廃校を会場に、約2週間のアートイベントを開催。
今回は港町にある加領郷小学校を会場に加え、県内外・国内外で活躍のアーティスト16名の作品をお楽しみいただけます。
なはり古民家・廃校 ART&LIVE 2022 | イベント情報検索 | 高知県観光情報Webサイト「こうち旅ネット」 から引用
奈半利町役場
2022年11月9日、この日は望海ノ菜縁(のぞみのさいえん)でランチを済ませた。
そこから車で、奈半利町役場(なはりちょうやくば)にやってきた。
奈半利町役場
高知県安芸郡奈半利町乙1659−1
0887-38-4011
古民家アートを開催している。
内部はこんな感じ。
ここでなはり古民家・廃校ART&LIVEのパンフレットをもらう。
駐車場に「なはりの石塀」についての説明看板があった。
浜石を半分に割って積み重ねているのが特徴だという。
古い街並みが残っていて、いい感じだ。
高田屋
最初の会場、高田屋(たかだや)にやってきた。
樟脳業で栄えた商家で、明治10年頃の建築だという。
登録有形文化財になっている。
国登録有形文化財でもある竹崎家住宅(高田屋)は樟脳業で栄えた商家で、明治10年頃の建築です。蔵の入口は防犯のため家屋内部にあり、災害に備えて、蔵屋根の一部は二重になっています。
蔵は建築当初、西蔵(道具蔵)・東蔵(米蔵)として利用されていました。現在、蔵はギャラリーとして利用され、竹崎家の調度品や工芸品等が展示されており、母屋は和風喫茶として開放されています。
古民家カフェとして営業している。
アート展の会場としても開放されている。
蔵も見せていただいた。
内部はギャラリーとして、竹崎家の調度品や工芸品等が展示されている。
裏から見ると、こんな感じ。
なはりの郷
向かいにある「なはりの郷」も会場になっている。
集落活動センターで、観光案内所としても使われている。
なはりの郷は、住民の方々の憩いの場でもあり、奈半利町観光に来ていただいた方々のための「観光案内所」の一面も備えています。
住吉神社に参拝する。
津波避難タワーに上がってみることにした。
石塀が続く。
改田家住宅。
藤村製絲
藤村製絲(ふじむらせいし)にやってきた。
高知県最大の製糸工場だった場所だ。
繭蔵が記念館として公開されている。
絹文化を支え、長きに渡って操業を続けてきた製糸工場の跡地に生まれた記念館。2005年に操業を停止した工場の跡地には、近代の製糸業に関する資料などが展示されている。
近代化産業遺産として指定されている。
記念館でもアート展が開催されているというので、入ってみた。
絹糸のラベルがたくさん展示されている。
製糸業に使われた機械が展示されている。
2005年まで創業していたそうだ。
工場の壁も石塀だ。
最盛期には200人以上の工員がいたという。
「奈半利の二重柿」まで歩いてきた。
樹齢は100年前後で、一つの果実の中にもう一つ別の果実をつくるという一種の奇形樹だという。
県の天然記念物。上長田の坂本氏宅地内にある。
一つの果実の中に、もう一つ別の果実をつくるという一種の奇形樹。
木の目通り幹囲90cm、樹高8m。樹齢は100年前後といわれている。
森家住宅。
倉床の家。
元奈半利農協の米倉。
正覚寺(しょうがくじ)まで歩いてきた。
この石塀も、特徴的だ。
境内地の南辺に位置し,中央東寄りに門を開く。「イシグロ」と呼ばれる台風時等海からの強風避けの石垣で,20~30cm程の比較的大きな玉石で高さ1.5m厚1mの外塀を築造し,類例の少ない昭和初期寺院境内景観をつくりだしている。
正覚寺石垣 文化遺産オンライン から引用
土佐藩主となった山内一豊(やまのうちかずとよ)が入国した際に、宿舎となったそうだ。
本尊は、弘法大師。
正覚寺
高知県安芸郡奈半利町乙1701
0887-38-4462
濱田家
奈半利港まで歩いてきた。
濱田家にやってきた。
明治時代に造られた蔵と、昭和9年に新築された主屋がある。
大蔵と並び建つ桁行約14m,梁行約4m規模の長い土蔵で,桁行約7.2m分の北蔵と,棟を落とした南蔵から成り,北蔵と南蔵との間を蔵前とし,東面に一体的な下屋を付ける。北蔵は,置屋根型式で,北と東面は水切瓦をつけるなど整った意匠とする。
大地主だったそうだ。
庭も見事だ。
とてもきれいだ。
ペリーの写真が飾られているのは、子孫が訪ねてきたからだそうだ。
東山家の石塀。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 8 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 8 m
累積標高(下り): -7 m
総所要時間: 01:22:29