物部川とは
物部川(ものべがわ)は、高知県を流れる一級河川だ。
白髪山(しらがやま)に発し、高知龍馬空港で太平洋に注いでいる。
物部川(ものべがわ)は、高知県中部に位置する幹川流路延長71km、流域面積508km2の一級河川です。
流域は、南国市(なんこくし)、香南市、香美市の3市からなり、流域内人口は約39,000人です。上流域には剣山(つるぎさん)国定公園、別府峡(べふきょう)等があり、豊かな自然環境に恵まれています。また、下流域には高知空港や高知県東部と県都高知市を結ぶ国道などが整備され、交通の要衝となっています。さらに下流域に広がる香長平野は高知県最大の穀倉地帯であり、稲作のほか、野菜を中心とする施設園芸も盛んに行われています。
土佐山田で物部川沿いを歩く
この日は土佐山田(とさやまだ)を歩く。
楠目(くずめ)小学校前を通過。
山田堰
用水路に出た。
山田堰(やまだぜき)を改修した場所だ。
山田堰は、江戸時代に野中兼山が作った。
物部川の堤防までやってきた。
河川敷には、畑が広がる。
堤防上の道は交通量が少なく、快適に歩ける。
物部川も美しい。
山田堰土功組合の碑。
雪が峯城跡
さらに物部川橋のたもとまで歩くと、神社が鎮座する。
この上の山は、雪が峯城跡だ。
室町時代に、山田監物長秀が築城したと伝わる。
現在は、この山には牧場がある。
鏡繭糸発祥の地
橋を渡る。
交通量が多い橋だ。
橋は古くて幅が狭く、歩道も狭いので少々怖い。
橋を渡った先に、鏡繭糸発祥の地の碑があった。
越知町にある蚕糸資料館(さんししりょうかん)の発祥地が、ここだったとは意外な気がする。
高知工科大学
鏡野公園までやってきた。
正面に見えるのは、高知工科大学だ。
ここは桜の名所として有名だ。
リトルガーデン庭園喫茶でランチ
野球グラウンドの前を通過。
リトルガーデン庭園喫茶に到着だ。
入ってすぐの所に、数台停められそうな駐車場。
さらに奥に進むと、お店がある。
庭を横切って店内へ。
テーブル席が建物内とサンルームに数席用意されている。
ウッディーな内装だ。
窓からは、イングリッシュガーデンが見渡せる。
ランチを頼む。
トンカツだ。
チャーハンもある。
コーヒーを飲みながら、庭を楽しむ。
神母神社
店を出て、高知工科大学のキャンパス内を歩いて行く。
さらに先に進み、星神社に参拝。
その先に、神母神社(いげじんじゃ)が鎮座している。
このあたりは、神母ノ木(いげのき)と呼ばれている。
周囲は物部川沿いにシュロの木が植えられていて、南国の気分だ。
この神社のご神木は、楠の巨木だ。
拝殿の後ろに立っている。
樹齢500年、根回り5.7m。
感想
川を眺めながらの、楽しい散策だった。
古くから開けていた場所だけに、土地土地に様々な歴史が残っていることを実感した。
説明看板も数多く立っているので、歴史を味わいながらゆっくり散策してみるといいだろう。
最高点の標高: 68 m
最低点の標高: 30 m
累積標高(上り): 111 m
累積標高(下り): -108 m
総所要時間: 02:39:02