ドレスデナー小屋とは
ドレスデナー小屋(Dresdner Hütte)は、オーストリアのシュトゥーバイ氷河にある山小屋だ。
下山開始
この日はトップ・オブ・チロルを観光した後でシュトゥーバイ氷穴を見学した。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/climbing/world-mountain/6597/

アイスグラット(Eisgrat)でトイレ休憩した後、下山を開始。
残雪の中を下っていく。
車道なので、斜度は急だが楽な道だ。
リフト乗り場まで下ってきた。
ここのレストランで休憩しようと思っていたが、残念ながら閉店中だ。
雪渓をトラバース
こんな荒れ果てた場所なのに山羊がいる。
荒涼とした景色が広がる。
雪渓を横切る。
アイスグラットで買ったストックが、さっそく役立った。
道はけっこうザレている。
川を渡る
山小屋が見えてきた。
川に橋が架かっている。
記念写真を一枚。
かなりの急流だ。
川に沿って下っていく。
川の向こうに小屋が近づいてきた。
多くの登山客がくつろいでいる。
ドレスデナー小屋
ドレスデナー小屋に到着。
なかなか大きな建物だ。
まずトイレを借りる。
きれいだ。
もちろん水洗。
テラス席でビール。
ボロネーゼを頼んだ。
カイザーシュマーレン
デザートに名物のカイザーシュマーレンを頼んでみた。
カイザーシュマーレン
カイザーシュマーンは、オーストリアの最も有名なデザートのひとつであり、オーストリア=ハンガリー帝国の時代から人気があり、ドイツバイエルン州でも人気のデザートである。
オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が好んだデザートという逸話から、「皇帝が好んだふわふわした引き裂いたパンケーキ」は「皇帝の愚行、戯れ」と解釈され、「Schmarrn」には「ごたまぜ」「混乱」「愚行」「戯れ」「パンくず」「つまらないもの」「ふわふわしたもの」「ナンセンス」といった意味が付随するようになった。
おいしい、と思って食べていたら・・・
なにやら塩味が。
そればかりか、ベーコンのかけらまで出てきた。
どうやらこの皿で前に調理したベーコンソテーが残っていたようだ。
皿をろくに洗わずに使い回したらしい。
おいしかっただけに、とても残念だ。
ゴンドラリフトで下山
食事を終え、下山する。
当初は下まで歩いて下りるつもりだった。
しかしゴンドラリフトで上ってくる時に見下ろすと、斜面がかなり急で膝に負担がかかりそうだった。
そこで、ここから先はゴンドラリフトで下山することにした。
フェルナウ中間駅(Mittelstation Fernau)でゴンドラリフトに乗る。
リフトからは多くの登山者が歩いて下りているのが見えたが、あえてこの道を行くこともあるまい。
ムッテルベルク(Mutterberg)に到着。
この後、グラヴァ滝までハイキング。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/world/6791/
感想
散策は素晴らしい景色を楽しめて、とても良かった。
川を渡るか渡らないかでツレともめて別ルートでドレスデナー小屋に向かったのも、無事に終わってみればいい思い出だ。
ドレスデナー小屋はきれいで料理もおいしかったのだが、スキレットを洗わずに次の料理を作るのはいただけない。
衛生面でも問題だろう。
文句を言おうかとも思ったが、既にほとんど食べた後。
証拠もないので、黙って立ち去ることに。
通常なら星5つだが、このことだけで星2つに減点だ。
非常に不愉快だった。
無料gpxファイルのダウンロードはこちら /wp-content/uploads/gpx/20180709_ノイシュティフト・イム・シュトゥーバイタール.gpx